皆さんこんにちは。

本日は、「動揺を抑える」をテーマに書き留めたいと思います。

 

社外勉強会の仲間のお話しを聞いて、「人生を変える集中力(ハーバード メディカルスクール式)」という本を読みました。

 

その中に、思考を整理する方法の一つとして、「動揺を抑える」という項があります。

私たちは、日々想定しえないようなストレスを受け、それに対処する術を求められています。自分自身を見失い、まともにそのストレスを受け続けると、心が折れる場合もありますね。私事ではありますが、本日も私はそのような体験をして、結構めげていたところです。

 

人間は、原始的な警戒脳(刺激に対して2者択一の「闘争」か「逃走」を考えること)を土台として、数百万年のうちに、感情を司る脳や理性・知性を発揮する脳を発達させてきました。感情を制御するのは、本能に近い大脳辺縁系であり、理性・知性で物事を考えるのが前頭前皮質と呼ばれる新しい部分です。

 

「頭に血が上ってしまうと理性が乗っ取られる」というのは本当のことで、逆に脳の思考を司る部位が活性化すると、感情を司る部位を鎮静化する効果が得られる、とのことが書かれていました。思考と感情は反比例しているわけですね。

そして、この動揺を抑える一番手っ取り早い方法は、身体を動かすことだそうです。

 

ストレスが無ければ、動揺することもないし、快適な生活が送れる、というのは理想郷であって、逆にストレスが無くても人間は人間らしく生きていくことはできません。

そして、「ストレス無し」という環境もあり得ないのです。

ですから、ストレスに対しては柔軟に対応していくことであり、自らがハンドルを握って、感情と認知の制御をしていくことが大切なのでしょう。

 

そしてもう一つ。「完璧主義は捨てること。」

これを自分自身に課したいと思います。

物事は、白か黒かの2色しかないわけではなくて、色々なグレーがあります。グレーがダメなのではなくて、グレーでいいことも沢山ある・・・ そのように物事を考えられるようにしていきたいです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2020.2.3 #047