こんにちは。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

本日は、「環境の大切さについて」というテーマで書き留めたいと思います。

 

「氏か育ちか」という言葉をよく耳にしますが、言葉を代えて言うなら、

「人間の成長は遺伝で決まるのか、それとも環境適応するプロセスに

大きな影響を受けるのか」ということだと思います。

 

ある方からトマト栽培の話を教えていただいたのですが、

特別な例とは思いますが、1つの蔓から17,000倍もの蔓を育て

実をつけることも可能だとのこと。

 

人間の成長も同じで、持って生まれた才能の違いにはどうやったって

敵わない世界はあるものの、育っていく環境が恵まれていれば、

大きな実を結ぶことが可能だと、そのように私は感じています。

 

ではその環境は、周囲の人が作ってくれるものなのでしょうか。

もちろん周囲の方々に頼ることもあるでしょう。特に幼少期、児童期には

家族を中心に周囲の人間に育ててもらうことになるでしょうね。

でも青年期以降は、自分自身でも自らの心の畑を耕し、多くの実が

できるように手入れをすること、そして隣の友人の畑がもし荒れていたら、

少しでもいいから一緒に耕せるように気を配ってあげること。

そんな働き人になれたらと思います。

 

でも時には他者にちょっと甘えることも大切なのでは? とも思います。

愛嬌も人間関係を作っていく上で、大切ですよね。

 

心理学者クルト・レヴィンが、その人の「行動」は、その人自身の

「パーソナリティ」とその人を取り巻く「環境」の掛け算によるものである、

といわれています。(場の理論)

 

私たちは、自分の意にそぐわない他者の行動の源泉を、その人の

「心根」に求めがちですが、その人の置かれている環境にも要因が

ある、ということを心に留めて、行き過ぎる誤解をたしなめるとともに、

自分自身の心の環境を常に整えていきたいものです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2019.10.22. #017