こんにちは。
いつもブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は、「そっと背中を押してくれたこと」というテーマで、書き留めさせていただきます。
先日、あるビジネスの学びのプログラムの中で、若い大学生に向けたミニフォーラムの
ような企画がありました。パネリストは3名で、その中には現職の政治家の方もおられました。
テーマは「夢を実現するためにいかに物事に関わるか」という内容でしたが、その政治家の
方は、「行き詰まったときにこそ、陰徳を積むことが大切ではないか」というお話しをされて
いました。
ご存知のように、政治家は、常に市民から厳しい目で見られていて、千差万別の立場の市民
の声をどのように代表して政策に反映させるか、答えのない問に常に向かい合わなくては
なりません。ある面では、汚い裏の世界や個人的なゴシップばかりが先行して、そんな
話ばかりが一人歩きしてしまうケースもありますが、
基本的には人間は、困ったことに敏感で共感力を持っていなければ、政治家のように立志
しようという動機につながりませんから、私が思うに政治家の方々は、普通の人間では
できない「行動」のレベルまで、自分を国家のために捧げようと思われていると私は
感じています。批判をするのは簡単ですが、一般市民ができないことをしようとしていることも
事実だと思います。
その方はまた、「夢を実現するためには、そこに明確な動機が必要である」とも
おっしゃっていて、陰徳を積む精神、そしてしっかりと動機を見つめ直し、
そこに自分を重ね合わせていくことの大切さを教えてくれました。
どうしても辛くて、他者に頼るときもあっても良いのでしょう。
でも最終的には、自分自身が踏み出す一歩が大切で、その一歩踏み出したからこそ
いままで見えなかった世界が少しづつ見えてくるのだろうと、そのことを刻みたいと思いました。
私にとっては、そっと背中を押してくれた出来事でした。
最後までお読みくださりありがとうございました。
2019.10.19 #015