こんにちは。

本日は、「カウンセリングで感じたこと」をテーマに書き留めたいと思います。

 

私事ではありますが、本日、外部機関の心理カウンセリングを受けてきました。

私自身、とても不器用な歩みをしているゆえ、好不調の波もあり、

最近は少し低調気味かな、と感じるところもあって受診を希望したのです。

 

カウンセリングを受けること自体、日本人には遠い距離のある出来事の

ような雰囲気もありますが、私はあまりそのようには思っていなくて、

日常で必要なことと考えています。

たまたま本日は、ランチタイムに外人教師による英語勉強の時間がありまして、

その先生にカウンセリングについて英語で尋ねたところ、英国でも日常の

世界にある光景だそうです。

 

実際のカウンセリングの場では、私の話の仕方がきっと悪かったのでしょうが、

カウンセラーの方に私の思いのツボをうまく理解していただけなかったようでした。

展開がうまくいかなかったこと、私もクライエントとして反省しています。

 

実際には7割方の時間をカウンセラーの方がお話しされていて、主にはご自身の

カウンセラーとしての成功体験を話されていらっしゃいました。

そして、私に対しては、認知を広げるためのワークを盛んに勧めておられました。

インテーク面談とは、こういう面談なのかと多少違和感もありましたが、

素晴らしいご実績を残されている方なのだと、その面では感服して

お話を聞いておりました。

本音を言えば、もっと私の話を聞いてほしかったのですが、私の姿勢は、きっと

カウンセラーの先生には単に甘えに映ったのでしょうね。

 

今回の体験を通して、他者の思いや気持ちを理解することの難しさを

改めて感じています。ロジャーズ先生がおっしゃるように、無条件の肯定的尊重、

共感的理解、自己一致は基本であり、アセスメントはあくまで自己理解を

促すための手段であると、私は思います。

 

心理職を目指す人間として、本日は貴重な体験となりました。

 

最後までお読み下さり、どうもありがとうございました。

2019.10.17 #014