できない
わたしのなかにうずまく
こんなにあいされている
それなのにどうして
わたしはあなたを
見下してしまう
あなたにさえ
やさしくなれないわたしは
どこまでもみにくい
わたしのこころに音色があるなら
あいするあなたの耳を
奪い去ってしまうだろう
とめどなく流れる不協和音を
とめる術をわたしはしらない
わたしはだれも
たいせつにできない
こんなにあいされている
それなのにどうして
わたしはあなたを
見下してしまう
あなたにさえ
やさしくなれないわたしは
どこまでもみにくい
わたしのこころに音色があるなら
あいするあなたの耳を
奪い去ってしまうだろう
とめどなく流れる不協和音を
とめる術をわたしはしらない
わたしはだれも
たいせつにできない
戻れないのかな
さみしいと
素直に泣ける女になりたい
うれしいと
素直に笑える女になりたい
くやしいと
素直に怒れる女になりたい
わたしはいつも
素直であるように振る舞う
泣いたり笑ったり怒ったり
くるくるまわって最後に笑う
ぜんぶわたし
けど わたしじゃない
淋しくて淋しくてみんなが羨ましくて崩れそうなところ
怖くて怖くて誰も寄せ付けないダンゴ虫なところ
虚しくて虚しくて大切をもてない冷酷なところ
全部みせない
わたしのなかだけのほんと
そんなほんとはだれもしらない
わたしのなかにはほんとがあって
わたしのそとにはうそがある
うそがほんとのかおしてわらう
ほんとはうそにあこがれる
ふたつは離れたり近寄ったり
触れ合う瞬間があるかと思えば
永遠に遠ざかるような夜もある
子供につきまとわれてドウランを落とせないピエロみたい
タイミングをつかめず こまってわらう
ずっとこのままでも
いきていけるけど
素顔を忘れたピエロには
帰り道がわからない
素直に泣ける女になりたい
うれしいと
素直に笑える女になりたい
くやしいと
素直に怒れる女になりたい
わたしはいつも
素直であるように振る舞う
泣いたり笑ったり怒ったり
くるくるまわって最後に笑う
ぜんぶわたし
けど わたしじゃない
淋しくて淋しくてみんなが羨ましくて崩れそうなところ
怖くて怖くて誰も寄せ付けないダンゴ虫なところ
虚しくて虚しくて大切をもてない冷酷なところ
全部みせない
わたしのなかだけのほんと
そんなほんとはだれもしらない
わたしのなかにはほんとがあって
わたしのそとにはうそがある
うそがほんとのかおしてわらう
ほんとはうそにあこがれる
ふたつは離れたり近寄ったり
触れ合う瞬間があるかと思えば
永遠に遠ざかるような夜もある
子供につきまとわれてドウランを落とせないピエロみたい
タイミングをつかめず こまってわらう
ずっとこのままでも
いきていけるけど
素顔を忘れたピエロには
帰り道がわからない
なんだ
クジラは だれよりクジラらしく
渡り鳥は だれより渡り鳥らしく
珊瑚礁は だれより珊瑚礁らしく
生きていた
クジラは 渡り鳥になりたくて
空を追いかけ 潮をふく
渡り鳥は 珊瑚礁になりたくて
砂浜に 足跡をのこす
珊瑚礁は クジラになりたくて
潮の流れに 身をまかせる
それでもクジラは クジラであることを怠らず
それでも渡り鳥は 渡り鳥であることを怠らず
それでも珊瑚礁は 珊瑚礁であることを怠 らなかった
わたしがあなたになりたいということと
わたしがわたしであることを怠ることとは
ソーダ水と雨ぐらい
べつのことなんだね
渡り鳥は だれより渡り鳥らしく
珊瑚礁は だれより珊瑚礁らしく
生きていた
クジラは 渡り鳥になりたくて
空を追いかけ 潮をふく
渡り鳥は 珊瑚礁になりたくて
砂浜に 足跡をのこす
珊瑚礁は クジラになりたくて
潮の流れに 身をまかせる
それでもクジラは クジラであることを怠らず
それでも渡り鳥は 渡り鳥であることを怠らず
それでも珊瑚礁は 珊瑚礁であることを怠 らなかった
わたしがあなたになりたいということと
わたしがわたしであることを怠ることとは
ソーダ水と雨ぐらい
べつのことなんだね