上毛かるたラリー、20番目は「ろ」
「老農 船津傳次平」
「船津伝次平(ふなつでんじべい)」さんは、群馬県の偉人、、、とだけ、というか、全然知らない、私にとっては謎の人でした。失礼ながら。
とりあえず私はこの札のゆかりのある場所を探して、前橋市富士見町(旧富士見村)にある船津伝次平さんのお墓にやってまいりました。
まずは手を合わせてご挨拶。
その後、墓の後ろに伝次平さんの説明文があったので読ませていただきました。
明治三老農の随一とたたえられた船津伝次年平は天保3年(1832)10月1日、勢多郡原之郷(富士見村原ノ郷)に生まれ、農業を工夫研究し、実験を重ねては、改良進歩された。27歳で名主となり、赤城山山麓に植林し、後に東京駒場農学校の教師となり、農学の指導をした。全国を巡って農業改良に努めた。
とのことです。
そうだったんですね。
小さい頃、上毛かるた大会でよくわからないおじいさんのこの札を競って取り合っていました。
「ろうのうふなつ デンジマン」と言って馬鹿にしていたことを深く反省いたします。
そんなことを思い、私はお墓にもう一度手を合わせて深くお辞儀をしてその場を去ったのでした。