日本には温泉があまたあるがその中で、室町時代の僧・万里集九が著した「梅花無尽蔵」で草津・有馬・湯島(下呂)の温泉が紹介され、江戸時代に入り儒学者・林羅山がこの3つの温泉を追認する形で「日本三名泉」と言われるようになった この三名泉の風景を描いた

 

草津温泉(群馬県草津町)

自然湧水量日本一を誇る 強酸性の温泉で殺菌力が高く「恋の病以外は治す」と云われている

 

下呂温泉(岐阜県下呂市)

泉温は84度と高く、泉質はアルカリ性単純泉、無色透明でほのかな香りのするまろやかなお湯である

 

有馬温泉(兵庫県神戸市)

茶褐色の濁ったお湯は日本屈指の含鉄強塩泉 鉄分を多く含み、保温・保湿効果が高く神経痛や冷え性、高血圧など幅広い効能がある