バリアに出くわした時の、ある「対峙法」!? | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、バリアに出くわした時の、ある「対峙法」!?




9月10月上旬と、
自民党総裁選(新政権発足)やら
衆院選準備やらでなんとも落ち着かない
日本の社会情勢なんですが、

ほんの1ヶ月2ヶ月前は、
東京オリンピックパラリンピックで
盛り上がっていたのがウソのように、
ここへきてなんかやたらと
世の中の動きがスピードupしてきていて、

東京オリパラが、
遠い過去のことに感じてならない
今日この頃。

『あぁ確かにな...(^-^;
まぁ「東京2020」だったしな。(苦笑)』

そうなんですよね。

結局そういうことだったんですよね。
あの1,2ヶ月、現実逃避的に
無理から2020年に戻ってた
ってことというか...(^-^;


ところで、「無理から...」と言えば、

僕はどうしても
あれを連想してしまうんですよね。

『え、なんだよ?っていうか何このフリ...』

はい、ズバリ、

「無理からバリアフリー」というか
「急造なバリアフリー○○」な箇所!

たとえばぜんぜん構造的に
バリアフリーに出来るような
緩やかさや広さなどがないキャパの箇所を、
なかば強引とも言うべき感じで
ちょっとキツい傾斜のスロープ状にしたり、
(バリアフリー感を出すためなんだろう。)

「とりあえず手すり付けとけばいいじゃん」
的な感じが見え隠れするような変な
(使いにくい)手すりが付いている
多目的トイレとかのことを指します。

この「無理からバリアフリー」というか
「急造なバリアフリー○○」な箇所って、
ちょっと古い建物に後付けで
何かの設備を付けているので、

抜けている部分が
けっこうあるだけじゃなく、
ちょっと危険な箇所の場合が
多いんですよね。(^-^;

なので僕はありますよ。
こういう無理からバリアフリーの傾斜に
騙されて、後方にすってんころりんと
車いすごと転倒したこと。(^-^;
(軽症で済みましたが...)

それから僕がよく利用している体育館では、
車いす用の多目的トイレを設置してくれてて
良心的かと思いきや、

多目的トイレの扉にストッパーが
付いていなくて、
毎回僕は扉に挟まれながら
そこを通過するんですよね。(^-^;
(僕は片手が使えないのですが、
使える手は電動車いすの操作に使うので...)

そんなような箇所に出くわした時って、
「え、マジかよ...」と
すごい裏切られた感にさせられるんですが、

最終的にはまぁしょうがないかと
「自分は超少数派だし...」と泣き寝入りする
よりしょうがないのが
現状なんですよね。(^-^;

そんな際に、

まぁまぁ平穏な気持ちでいられる、
ある有効的なことがあるんです。
(完全にではありませんが。)

『ん、それは?』

はい、それが前回のブログでも言ってる、

「ゲーム感覚にすること」なんです。

出くわしたバリアに対して、
自分の中だけのゲーム性を持たせて
楽しくバリアを乗り越えるというか...

ちなみにこれは僕の遭遇するような
車いす利用者にとっての
バリアだけじゃなく、
健常の人のあらゆるバリアに対しても
有効なんです。

『ほ~、それはいいな。
で、たとえばどんな感じになるんだ?』

はい、たとえば先程の僕の例で言うと、
ちょっと傾斜角度がキツいなと思う
斜面に出くわしたら、
少し車いすの向きを斜めにするんです。

(まぁあまり斜めにすると
横転の危険性があるので、
すすんでは言えないのですが。)

スキーの時の急な傾斜を滑るのをあきらめて、
無難にゆっくり
ボーゲンで降りてくる時のように...(笑)



そうすると、
その傾斜角度を少し緩くすることが
出来るんです。(^-^)

それからストッパーがない
扉に出くわしたら、

ピンポンダッシュみたいなイメージになって
扉を押し開けてる間に、
早技でコントローラーを操作し
サッと扉を通るというか...(^-^)


筋肉番付のショットガンタッチの
イメージもあるかな。(笑)

つまりこういうことをして、
車いすの運転テクニックの向上だとか
バリア適応力の向上を
もくろんでいるんです!(^-^)

ゲーム感覚にしていると、
あらゆるバリア的な箇所に出くわしても
けっこう楽しく対峙できるんです。

「お、こうきたか... 
じゃあ、こういう作戦でいくか。」
という具合に、すぐさまなれるように
なるんです!(^-^)

ちなみに僕は遭遇する
だいたいのバリア対峙の際には、
このゲーム感覚を活用します。


『ふ~んなるほど。』


あ、先日これぞ「無理から...」というものを
見つけました。

あるTV番組のMCがダウンタウンを含めて
5人いたんですね。
(それだけでも多すぎだろ
と思ってたんですけど。)

で、そのMCスペースには、
5人が並んだ状態のひとりずつの間に
プラスチック板が設置されてたんですが、
何故かダウンタウン2人の間には
それがなかったんですね。

コンビだからふたりでひとつでいいのか...
ってだめだろ、なにそれ!!

っていうかあんな板、
もういい加減置くのやめてくれよ。

無理から感染対策!(笑)
マスクと合わせて...