あなたの知らない世界!~「車いすでの旅行」編~ | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
あなたの知らない世界!~「車いすでの旅行」編~




東京オリンピック、

やはり酒提供なくなりましたね。

即行でしたね...

なんだか今週は日々激動なことが

起きそうですよね。


小池都知事の休養宣言、

ナイスタイミング?なのかも...


さて、本日は木曜日なんですけど、

昨日ぼぉっとしていて

1日曜日を間違えてたついでに、

前倒しで金曜日分の「車いす関連」で

何かお話しますね。m(__)m


昨日のブログの中で、

「人のありがたみ」というワードが

あったと思うんですけど、


これも昨日の「ボランティア」以上に

人のありがたみを味わうことが

出来るんですよね。(^-^)


『ほ~、何だろうか...』



ところで突然なんですが、

「旅行」の中で一番の楽しみっていうか
醍醐味と言うと、
どんなことを思い浮かべますか?

『え、そんな唐突に...(^-^;
まぁどこに行くとか誰と行くとかかな。
ん、醍醐味か...』



・・・



僕はやっぱり準備段階の
いろいろ計画を立てている時ですよね。

『あぁそうだな。それが一番かもな。』

はい。

じゃあもし、
同行者に車いす利用者を含んでいたら
どんな感じで計画を立てるのか
想像つきますか?

『あ、車いす関連の話だったな。
う~んまぁ、バリアフリーの宿とかか...』

正解です。そりゃそう思いますよね。
じゃあ他には?

『え、まだなんかあるのか...』



・・・



はい、じゃあ言いますね。

まずは新幹線のアレの予約から...

まずどうしても車いすって
スペースをとってしまうので、
満員電車とかに当たっちゃうと
車いす利用者は多かれ少なかれ
気苦労が多いんですね。(^-^;

でも悠々と出来ちゃう場所があるんです。

ズバリ、
新幹線には個室があるって知ってました?
 (東海道新幹線の場合はなんですが...) 

車いす用トイレとか 
洗面台があるところ辺にあるんです。
(11号車) 
広さは2畳くらい...
「多目的ルーム」と言うんです。

気になる値段は通常の切符の値段と同じ。
切符を買う際に前もってにはなるんですが
車いす利用者用の専用ダイヤルにて予約。

妊婦とか車いす利用者とか
緊急用の専用の場所で、
空いていれば使える様なんですが、
僕は今のところ新幹線利用時は
大方利用出来ています。(^-^)

ひとりの時は通常の車両なんですけどね。

ですが「多目的ルーム」を利用すれば、
個室なのでのびのび出来ちゃうし
食べ物の匂いや食べる音も気にならず、
焼肉弁当でもポテトチップスでも
バクバクガツガツ!(^-^) 
小さい窓もあるので
富士山をはじめ景色はバツグン!(^-^) 

ココ(多目的ルーム)は、
車いす利用者にとって超オススメ!
(その家族とか関係者も利用出来ます。)

このように新幹線を使う旅行の場合、
この「多目的ルームが予約出来るか」
旅行すべての満足度の3割くらいは
締めているんですよね。


『ふ~んなるほど、個室は大きいかもなぁ...
じゃあ他は?』

はい、

次に重要なウエイトを締めるのは
その旅で利用する宿泊施設の確保ですね。

宿泊施設の場合、
車いす利用者にやさしい
「バリアフリールーム」という部屋が
よくあるんですね。無い場合もあります。
(呼び方はいろいろですが...)

スペースがやや広くて
手すりが風呂にもトイレにも
付いている部屋。

なのでまずは宿泊施設に
車いす対応の部屋があるのか
確認しなければなりません。

それからシャワーチェアがあるかとか
部屋の配置の細かい注文だとかも
必要に応じて...

この宿泊施設における、
「バリアフリールームの確保」というのも
3割くらいの満足度のウエイトを
締めているんですよね。

残りはどこへ行っても
車いす用トイレが充実しているとか、
わりかし平坦なところが多いとか、
食事が期待出来るなどが3割くらいかな...(^-^)

『ほ~。』

このように車いす利用者を含めた旅行の
準備・計画には、
これらのことをクリアにしておく
必要があるんです。

でもこれらさえやっておけば、
確実に充実した旅行になること
間違いなしなんです!(^-^)
車いす利用者にとっても
その関係者にとっても...


とは言うものの、

準備をし過ぎない方が
いい場合もあるんですけどね。
大丈夫だった時の感動が
一味も二味も違ったものになるから...

車いす利用者を含めた旅行では、
見知らぬ人達に助けていただくことが
多かれ少なかれ必ずどこかであって、
「人のありがたみ」
を再認識出来るんですよね。(^-^)

「人のありがたみ」が再認識出来ると、
心の成長において
とても大きな影響を与えるんです!(^-^)

まぁこれが残りの満足度1割なんですけど
これが一番の醍醐味かもしれませんね!


『ふ~んなるほどね。』