あんなバリアには、こんな「方法」で...~横断歩道編~ | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
あんなバリアには、こんな「方法」で...~横断歩道編~



本日は久しぶりに
車いす関連の話をしますね。

というより、
これから金曜日は車いす関連の日にします!
よろしく!m(__)m


はい、という訳でさっそく、

これはどこにでもある
何の変哲もない「横断歩道」なんですが、
車いす利用者が特に気にする箇所
っていうのがあるんですが、
どこだと思いますか?


『え、車いす利用者が
気にしそうなところね~。
っていうことは、
歩道への上がり部分に段差がないか
っていうことか...』

そりゃそうなりますよね。

でもそれだけじゃないんです。


ズバリ言いますね。

歩道への上がり部分の段差の有無・程度は
もちろんのこと、
その上がり部分の傾斜角度が
最も気になっているんです。(^-^;

何故なら、
歩道への上がり部分(段差)の手前には
どこの横断歩道にも
ちょっとしたくぼみがある
からなんです。(^-^;

排水の関係なんでしょうけど
少し下がって歩道に上がるんですよね。

なのでちょっとでも傾斜に角度があると、
車いすのフットレスト(足置き)の
裏側に付いている、
高さ調整のためのボルトが擦るんです。(^-^;
(フットレストがかなり高い位置にあれば
問題ないんですが...)


バスに乗り降りする時とかでも
時々なることがあるんですが、



ガリガリッとあそこを擦りながら、
最悪引っ掛かって
身動きが取れなくなることも...(^-^;
車道の車とスレスレ。(T_T)

しかも急ブレーキ状態で
お尻が落ちそうになることも
あるんです。(^-^;

『ふ~んなるほど、それは怖いな~。(^-^;
なんか方法はないのか?』



・・・



あります。ありますとも...

横断歩道の途中で、
歩道への上がりがちょっと傾斜がきついな~
と思ったら、

まっすぐ直線的に進むのではなく、
ちょっと斜めに進むと
大丈夫になるんです。(^-^)

(スキーの時の
 ちょっと急な傾斜を滑るのをあきらめて、
 無難にゆっくり
 ボーゲンで降りてくる時のように...笑)



斜めに進めば
ある程度の急な傾斜は大丈夫だとは言え、

傾斜が急過ぎると
今度は横転の危険性が出てくるので、
やり過ぎには要注意なんです。(^-^;

ああいうところって
フツーにどこにでもありますよね。
歩道とかでも...(^-^;

まぁいろいろな細かい箇所でも
車いす利用者のことを考え
設計されているなと
感じることは多々あり、

それらにより積極性upというか
「思いきりのある行動に繋げられる」
のもあるんですけどね。(^-^)

『ほ~』


あとやはり先程言ったように、
「この横断歩道の傾斜は問題ないだろうか...
とか段差は問題ないだろうか...とか」
自問自答し判断しながら
走行することがポイント!

そして「よし、行ける」とか
「う~ん、ここはちょっと斜め走行だな」と
取捨選択しながら進むと、
よりスムーズな次の動きに
繋げられるんです!(^-^)


『なるほどね。』