いろいろな「環境」は、100%に整えない方がよい!? | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
いろいろな「環境」は、100%に整えない方がよい!?



さて一昨日のブログのようなことを活用して
モノの他への活用(慣考)
を頻繁にしていると、

住環境をはじめ様々なことで、
とても有効というかバリアになることを
軽減することが出来るんですが、

この流れじゃないにしろ、
そもそも、「バリアを軽減すること」
すべてになるんでしょうか?

僕はそうは思いません。

『え、なんで? バリアが減れば
いろいろ出来ることが増やせるのにか...』

まぁそうですよね。

バリアを減らせれれば
単純に喜ばしいことですよね。

何かをするのに妨げになっていた箇所
「バリア」になっていた箇所を、
ちょっとした思いつきをきっかけにして
軽減できる訳なので、
良さそうなことだと思うし
実際素晴らしいことだと思います。
僕もいろいろ役立てていますし...

『え、なんだキミもやってるのかよ。(^-^;

・・・だけど、

その「バリアの軽減」効果だけを望むのは
もったいないと思うんですよね。(^-^;

『と言うと...

はい、

そのバリアになっている箇所を
身体のどこかの「リハビリ」として
捉えられたらどうかと思うんですよね。
(出来る範囲で。 長い目でみる。)

この行為というかやり方というか
「肉を切らせて骨を断つ」のような考え方、
一応ちゃんとした言葉があるんです!
(造語なんでしょうけど...)


それはズバリ、



・・・



「バリアアリー」!

バリアフリーじゃなくてバリアアリー。
知ってます?これ...

ある介護施設で実践されていることで、

建物の中に
敢えて段差などの「バリア」を設け、
そのバリアになっている箇所を
乗り越えることで、

「自己治癒力」を
上げていくという...(^-^)
(自己治癒力向上ということなので、
免疫力向上だから誰にでももってこい!)

バリアになる箇所に出くわすと、
ブルーになりますよね。
またかぁって思いますよね。(^-^;
でもそんな感情がいらなくなるんです!(^-^)

介護施設やバリアフリー住宅などでは、
完全なバリアフリー化を目指すのが
一般的なのですが、
「バリア」(障壁)になる箇所を
1ヵ所でもいいからわざと残して、
(基本的には、
大方バリアフリーでいいんです。
じゃないと
ストレスになってしまいますから...)

利用する人が日常生活において、
自然な形での「リハビリ効果」
として期待されている考え方。

『ほ~』

なので、いろいろな「環境」は、
100%に整えない方がいい
のかもしれませんね。
結果往来的に、この「バリアアリー」を
成立させる意味でも...(苦笑)

あととりわけ介護の現場において
よく人手不足が問題になっていますが、
(どの分野でもあることなんですが...)
この「バリアアリー」のような取り組みは
この問題に一躍買えるのかも...(^-^)


最後に繰り返しっぽくなるんですけど、

さらに大きく言うと、
この「バリアアリー」という考え方を
あらゆる場面において実践出来れば、
障がいのあるなしを問わず年齢性別を問わず
生活力の向上に繋げられるんです!(^-^)

まずは、「そのバリア、ホントにバリア?」
という思考パターンが習慣になると
いいのかもしれませんね。(^-^)



『なるほどね』