「自然な形での反復練習」は、ウソつかない! | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
「自然な形での反復練習」は、ウソつかない!



先日、

あるけっこう大きな遊園地的なところで、
4,5回も多目的トイレの扉に挟まれながらの
トイレ脱出?に格闘していました。(^-^;

というのは、
僕が右手しか使えないからなんですね。
その扉(引き戸)にストッパーが
付いていなかったがために、
全開に開けても自動的に閉まってしまう扉
に何度も挟まれていました。(^-^;

入る時は片手でも大丈夫だったんですけど、
出る時は向きが反対になるので...
しかもその施設の多目的トイレ全部が...(T_T)
その施設の周辺にある
ちょっとした遊べる空間のまでも...(苦笑)

このバリアに出逢った時僕は、
「ピンポンダッシュ」
みたいなイメージになって
このバリアを乗り越えているんですよね。(^-^)
筋肉番付のショットガンタッチ?の
イメージもあるかな。(笑)

『え...?(^-^;』


で、この時も...
まぁ車いすでブロック出来るので
直接挟まれる訳ではないんですけどね。


さて、

僕は今回の脳血管障がいの後遺症で、
左右の手足4肢ともに
強弱はありますが
麻痺を抱えている訳なんですが、

こと右手に関しては、
他の3肢に比べ現在は
かなり正常に近いレベルにあります!(^-^)

まぁ麻痺の程度が軽いという要因も
あるんですが、
一番使っていたのも事実なんですね。
食事から、
トイレ・ベッドへの移乗から、
車の後部座席への移乗から...etc

『あ、なんだ。症状が軽いだけか...(^-^;』

まぁ...

でもそれだけとは言い切れないんですよね。
「一番使っていた」からなんです。

一番使っていたと言うと、
なんか頑張って使っていたというか
大変そうなイメージが
ありそうなんですけど、(^-^;
全然そんなことないんですね。


何故なら、

日常茶飯事的に右手は使っていたので、
極々自然な形で反復練習出来ている
からなんです!(^-^)

たとえば毎食の食事なんかは、
僕は手術当初は
今は頼みの綱になっている右手も、
かなりの緩慢な動きでしたから
その頃はこぼしまくり状態でしたね。(T_T)

それを軽減させるために
よく使われている自助具食器類達なんですが、
でもあれ、形がいびつなものばかりなので、
僕は通常の食器類を使ってましたね。
それから飲食店のテーブルに置いてある
全食器を駆使して...


なのでそのかいあってか、
わりかし早い段階から健常者と同じように
食事出来ていました!(^-^)

つまり、通常のものでというか自然な形での
繰り返しの反復練習に
なっていたんですね。(^-^)
これ、まぁまぁポイントになるんですよね。
着実に安定的な精度にするための
手段のひとつというか...

ちなみに僕はこれ以外に、
トイレの便座への移乗であるとか、
トイレでのズボンなどの上げ下げであるとか、
ベッドへの移乗であるとか、
車への移乗であるとかなどで
この「自然な形での反復練習」効果
味わっています!(^-^)

ボッチャの投球の際の、
利き足重心によるリハビリ効果
っていうのもあったかな...(笑)

『ほ~』


あと冒頭の「多目的トイレの扉に
ストッパーが付いていない」というのを、
一応クレームというかご意見で
言っておいた方がいいのかもしれませんが、
「まぁいいか!」にしとこうと思ってます。

ああいう「バリア」の乗り越え練習が
手軽に出来るので...(^-^)


『なるほどね』