さて観光編ですが、今回は旅程の都合で、モントリオール経由で普通はあまり行かないカヨココ(島)という場所から入りました。
飛行機が遅れて空港には真夜中に到着したのですが、飛行機は最終便でタクシーもなくて、さらにATMもない。なんとか見つけた両替所で日本円を出したら笑いながら返されてしまいました。CADだけだよと。事前の情報ではドルすらいらなくて日本円だけで良いって書いてあったのに!
ふと、モントリオールで買い物をするかもと思って少量のCADがあったのを思い出してそれを両替。そして、あちこちで「知らん」と断られつつ、なんとかタクシーも呼んでもらって無事?に到着しました。いやこれハバナ=キューバみたいな感じで観光情報書くなよな~って感じです。
タクシーは交渉制で、現地物価からするとかなりボられますが、普通の観光地と比べると遜色ないので、私は文句言わずに乗るようにしてます。CUC(兌換ペソ)とCUP(人民ペソ)がありますが外国人が使えるのはCUCだけだと思って差し支えないです。
ということで、ホテルに着いたら即就寝。
ずっと不眠症なのですが、やはりここでも2時間で目が覚める・・・
綺麗な朝焼け。
カヨココにあるホテルはオールインクルーシブと言って、基本的なものは全部コミコミです。ほいみんが泊まったところはさらにAdult Only なので、子供だけでなく、子供がいる年齢層の家族もいませんのでかなりお年寄りが多いです。加えて、現地人は観光客が泊まるホテルには泊まれません。生活水準も違いますしね。
ちょっと散歩をしましたが、ほんっと何もない。
開発も中途半端なので、ホテルの数もあまり多くなく、なんていうか「やる気のなさ」が垣間見えますw いやホテルは悪くはないんですけどね。リゾートとしてなんとかしようという気が誰もないような。
ホテルの全体はこんな感じで、それが所々にあります。ここから20分程歩くと両替所がある町?があるのですが、町と言っても土産物屋が入っている大きな建物が一軒だけという感じです。
ひとつだけ、キューバはポケモンGoができない国なのですが、なぜかカヨココは出来ます!ポケモンもキューバ産の表示がされます。立ち上げるのにちょっと工夫がいりますし、ほかの地域では立ち上がらないのですが、ポケストも1つだけあるんです。
おそらく、モンスターの出現エリア管理でもそうですが、緯度と経度で区切っているため、北にあるカヨココ(島)はギリ除外されているのではないでしょうか。行くなら修正が入らない今がチャンスです(・∀・)
そんなこんなで、カヨココではバードウォッチングだけやって、あとは何もやることがありませんでした。「何もしないために来るリゾート」のようなので、それで問題ないみたいです。
乾季ですが、毎晩結構激しい雨が降ります。虹が出ました。ホテルの周辺も、ホテル以外は何もなし・・・
言語はスペイン語で、英語は観光地でもほかの国に比べると通じにくい、ぐらいです。不自由感はかなりあります。
カヨココは3泊でトリニダードという町に移動。前日にホテルにお願いしてタクシーを手配済み。4時間ほどかかるのですが、130CUCぐらいですから15000円かなあ。ずいぶん安い。
このタクシー、走行距離が53万キロなんですが・・・(・∀・)
これがキューバの原風景みたいな感じ。どこもずーーーーっと同じで、最初はいいんですけど、すぐに退屈になってしまいます。ほんとに何もなくて、たまに耕作放棄地と区別がつかない雑多なバナナだのサトウキビだのトウモロコシだのが植えてある農地が出てきます。
さて、トリニダードの街ですが、ここも小さい街で、カラフルで可愛らしいという話でしたが、あまり道もきれいではなく、ガヤガヤした、やっぱり何もない町です。もちろんカヨココなんかとは違って人はたくさんいますが。
レストランでピザを食べましたが、値段相応でおいしかったです。というか、ここから先、これよりおいしいものは出てきませんでした(・∀・)
道端で麻雀のようなゲームをやっていましたが、手配じゃなくて真ん中で何かを作る?ゲームみたいですね。よくわからなかったです。
ホテルは町のはずれ。値段の割には質素ですが、広くて特に問題はありません。が・・・
朝食がこれ(フルーツ3種)と玉子、パン、それだけなんですよね・・・。
期待はしていませんが、もう少し何とかしてほしい・・・
あとは郊外の国立公園ツアーに出て街歩きはしませんでした。小さいので1日あれば十分でしょう。
素朴な、あるあるの売店とかは見慣れた感じです。
そして2泊で最終地のハバナに移動。
くー、何もない・・・。
ここでもホテルにお願いしてタクシーを呼んでもらったのですが、前回よりも遠いのに130CUC、しかもそのうち50CUCはドライバーに渡さずに、電話をしたおばちゃんが懐にしまってしまうという強欲さw
ハバナは旧市街と新市街がありますが、さすがに普通の都会です。崩壊したビルなども結構ありますが、遅々として修復が進まないそうです。
あちこちにクラシックカーが止まっています。これは観光メインのタクシーだと思います。公務員なんかは給料が安くて食えないので、副業でタクシー運転手をやっていたりすると言っていました。
気候はちょっと山のほうに行くと夜はとても寒いです。昼は25度ぐらいでしょうか。過ごしやすいです。
観光客に一番人気のマレコン通り。と聞いていたのですが、どうも人が少なかったです。おねいちゃんがたくさんもにょもにょしているとも聞いたのですが、夜でもおねいちゃんより警官の数のほうが多いです。てか3日間通して夜は人なんて殆どいません。現地の若者に呼び止められて一緒に写真を撮ろう!って言われるぐらいですね。
なんか拍子抜け・・・(*´ω`*)
街はまあ雑多でごちゃごちゃして、清潔とも言えません。でも、想像より「きちんと」している感じです。私は夜中に一度だけ絡まれましたが、路上の物乞いがいません。社会主義の良いところでしょうか(わかりませんが)。
治安はびっくりするほど良いです。国民が豊かではないので建物もボロボロで、夜の街を歩くのはイメージとしては怖いのですが、実際はほんと平和で、たまに「チーノ!」(中国人の蔑称)と言われるぐらいです。
タクシーは、人力と普通の車とクラシックカーと、ヤシの実の形をしたココタクシーというものがあります。値段はどれも交渉制で似たようなものです。
面白そうなので乗ってみましたが、乗り心地は良くなかったですw
これはビニャーレス渓谷のツアーの時のものですが、キューバの食事はこんな感じです。フルーツ(パイン、パパイヤ)バナナチップス、野菜(トマト、キャベツ、インゲン)、揚げたサツマイモ、小豆汁?牛肉のコンビーフみたいなもの、少し干した?豚肉炒め、ご飯は白より赤飯のほうが多い感じ。
ほいみんにはきついです。こういう料理はいつもは絶対に避ける(レストランを厳選するか、いっそ何も食べない)のですが、今回は避けられなかった事が3回あって、3回目にガッツリ食中毒になって危うく帰れなくなるところでしたw
こういうのはダメなんですよね・・・(´・ω・`)
WiFi事情なのですが、どこでも使えるわけではなく、所々にあるWiFiスポットでカードを買う必要があります。エリアによって使えなかったりするのですが、ホテルだと1.5CUCで1時間使えます。
で、このカード、番号を削ってパスワードを表示させるのですが、これがエラく難しいんですw 削りすぎたり削れなかったり・・・もしかして、削りそこないがキューバのメイン収入源じゃないかと思うぐらい難しいw 私の成功率は6割ぐらいでしょうか。しかもちゃんと削れたのに使えないのもあるし、わけがわかりません。
最終日は日本語ができるキューバ人ガイドさんをつけて市内巡りをしてきました。ついでですので興味のあることをいろいろ聞いてきました。
これは学校ですが、キューバは社会主義で、大学まで誰でも無料で行けます。と言っても、それでも大学に行く人が7割ぐらいで、卒業できる人はもっと少ないと言っていましたが。ガイドさんは大学で日本語を学んだそうです。
病院も無料で、ガイドさんはレーシックを無料で受けたと言っていました。といっても良い事ばかりではないようです。
例えば、車はぜいたく品なのでとても高い。例のクラシックカーで300万!現地の人では早々買えないでしょう。アウディが一番人気でトヨタが二番って言ってたと思いますが、ヴィッツがなんと1000万!社会主義の清貧オソロシス・・・。
ちなみにあのクラシックカーは故障しないの?って聞いたら、「夢を壊すようで申し訳ないが、あれは外観だけでエンジンは載せ替えてる」ということです(・∀・)
公務員は給料が安くて副業すると前に書きましたが、民間が稼げるわけでもなく、政府関係者など、一部の人だけが豊かで、あとは生活や社会保障は充実しているけど貧乏です。
そして、海外に出ようにも、キューバ人は容易に海外へは脱出できません。お金がない事と、キューバ人の亡命問題がありますからビザが発給されません。
なかなか大変なようです。
有名な革命のチェ・ゲバラの顔と・・・と言いながらガイドさん、「もう一人はオサマ・ビン・ラディンです」ってジョークのつもりで言ったみたいなんですけど、それは全然笑えるジョークじゃないのでひきつっちゃいましたよ(・∀・)
これは核戦争寸前までいったいわゆる「キューバ危機」の時のものだそうです。
そういえば、コロンブス以前にいたキューバの原住民は全員殺されてしまって、アメリカ、カナダ、オーストラリアのような保護はされていない(一人もいない)んだそうです。キューバ人はいろいろな混血で構成されていますが、それは全員後から入ってきた人たちだそうです。
ヘミングウェイゆかりの地ということで、それ関連のお店もあります。てかそのレストランで中毒食らったんですけどね(・∀・)
旧市街はこんな感じです。ひとめ貧しいですが、しかし街は荒れてはいないようです。社会保障されているのに、わざわざ危険を冒してまで強盗をしてもしょうがないのでしょう。
先ほどのwifiカードを倍の3CUCで転売している人もいたのですが、たかだかその程度でも小さい声で勧誘して、交換はコソコソと隠れてやっています。ずいぶんと厳しい・・・。
これは卵を買う人の行列。この先で左に折り返してさらに行列は続きます。なかなか大変です。
新市街はこんな感じで割ときれいですが、道路はやはり同じ感じです。
ガイドさんは、この国は社会保障はしっかりしているし、マフィアもいない、ドラッグもない、カジノも禁止、警官も銃を携帯していない、とても平和な国ですと誇らしげに言っておりました。
しかしどうでしょう?いったん高値覚えをしてしまった日本はもう後戻りはできないと思います。社会保障が充実しているせいだと私は思うのですが、みんな一生懸命働きません。それでも幸せだからと言って、この国と同じ水準ではもう我々は生きていけませんし、目指す姿ではないでしょう。
やはり我々は、貧富の差が生じようとも、違った道を歩むしかなさそうです。この姿を理想というのは、日本では先が短い老人ぐらいでしょう。
キューバに来る前は、ブラックボックスのようイメージが強くとても警戒していたのですが、実際は、素朴でのんびりした平和な国でした。
意外な思いを抱いて帰国しました。
キューバ編 完