さて、ボツワナ通信の最終回はジンバブエのビクトリアフォールズ編です。もちろん、ジンバブエは国名なのでボツワナではありませんが、その辺はご了承ください(・∀・)
国境移動は車になります。カサネ空港まではロッジの人が送り、そこでジンバブエ側のツアー会社の人の車に乗り換えます。
ボツワナ側で手続きをしてからジンバブエ側へ。手続きは難しくありませんが、ジンバブエ入国のビザ取得が必要なのと、例によってのんびりしていてとても時間がかかるのがめんどくさい。
日本人も並んでました。
そしてジンバブエ入国後、ひたすら長い長い一本道を1時間近く?走ります。本当に何もない道。動物が出ると言っていましたが、気配はありませんでした。
ビクトリアフォールズの町自体は結構にぎやかです。でも今までよりは雰囲気は良くなさそうで、適当に一人で出歩くのは難しそうな感じでした。たぶん滝の近くは日中なら問題ないとは思います。
人間に混じってバブーンも歩いてました(・∀・)
ロッジは大きいです。もうここは大きな観光地なので、今までとは全然違います。でも猿とかゾウとかインパラとかその他動物は多くはないですけどいます。
到着した日は自力で滝まで行こうと思っていたのですが、ロッジからはやや遠くて遅くなった時にちょっと怖い感じがしたので止めて、ロッジで翌日の滝見学ツアーを予約しました。
翌日の滝ツアー。
前日にロッジの人からポンチョをもらったのですが、ツアーガイドさんがそれではダメだよって言っていてやや不安。足の部分が出ているのがまずそうなんですよね。
持っていない人はこの土産物屋の人からレンタルできるようです。
滝の全体像はこんな感じ。下のほうが低くなっていて、乾季には上半分以上は水が流れていないそうです。今はたっぷりあります。
地図の下の方、エントランスゲートから上の方へ移動していきます。
なにしろ巨大なので、全体像を横から見ることはできません。
最初の場所はそうでもないのですが、徐々にしぶきがきつくなってきます・・・
変わった鳴き声の鳥でした。
滝を見るポイントを順繰りに下から移動するうち、やがて雨のように上からしぶきというか水がふり注いできます
で、まあ音も滝も強烈なのですが、こんな滝の真ん中に島があってその脇に・・・
2つのプールがあって(一つは有名なデビルズプール)入れるんですよね。このほんの少し淀んだ?場所辺りらしいのですが、これ本当に大丈夫なんですかね?
これだけ水量があったら自殺行為にしか見えないのですが・・・
この辺でみんなずぶ濡れになり、何人かは先に進むのを止めて離脱してしまいました。
もちろんほいみんはお構いなし。防水仕様でもないのにカメラで撮りまくってます。
この滝のスケールは凄いのですが、残念なのは見学する側(こちら側)の崖の前にブッシュが多く、全景が見づらい事ですね。その点でイグアスのほうが強烈なイメージはあります。
あとは、滑りやすくて、全景が見えるギリギリまで行くとかなり危険な場所もあります。まあそこまで行かなければいいだけの話ですが。
ここは12番ポイントですが6番ぐらいから濡れ始めて、もうここではズブ濡れです。あのポンチョではだめだという意味が分かりました。
気を付けて崖ギリギリまで行って撮ってきました。
滝ツアーは一番奥のザンビアとの橋まで行って戻ってきます。ほいみんはパスポートを置いてきてしまったのでザンビア側には渡れません。
滝ツアーはこれにて終了。靴をどうしようかなーと考えつつ帰路につきます。
最初にポンチョを借りた場所でジンバブエドル札を売っている人を見つけて買ってきました。
最初は人があまりいなかったので、ちょっとお金をあげればいっぱいくれるのかなと思ったら、そうでもなく、気が付いたらたくさんの人に囲まれていてかなり怖かったです。で、ポケットから出したお金を全部持っていかれたのですが、お財布から出してたら危なかったなあと、ちょっと気が緩んでいたことを反省しました。
去年のケープタウンでも注意されてましたしね。
いったんロッジに戻って、最後のアクティビティはヘリのツアーです。
さすがにこっちのヘリはちゃんと蓋がありましたw
ビクトリアフォールズの全景。八の字に回っていきます。
この真ん中の島の両脇がプールです。でもやっぱりもっと水が少なくないと無理だなあ・・・
ちょっと長めのコースを選んだので、滝を回った後は少し外れて動物を見て遠回りして帰ってきました。
お疲れさまでした。
という事で、これで今回のボツワナージンバブエの旅は終了になります。今回、旅程中で喉と鼻を悪くして結構つらかったのですが、帰ってからは中途半端に寝起きしていたせいで時差ボケに苦しんでいます。
でもとても良い体験ができました。アフリカと言っても、南アフリカ共和国やボツワナは決して敷居の高い国ではないので、もし「そのへんの」旅に飽きてきたら是非一度訪れてみてください。
それでは旅行記を読んでくださってありがとうございました。
今年は来月にもう一度だけ厳しい場所に行って、あとはのんびり旅行になると思います。