昨日の続きから。
今の状態が①か②か③かというのは、そもそもの仮説の正当性を
別としても、市場、銘柄、セクター、いろいろな「くくり」や、環境で
それらが同時に存在することもある。④が発生する場合だってもちろん
ある。(事実、①と逆向きの④というのは存在する)
そしてさらにそれらは変化もする、なおかつそれぞれの内在する
プロパティの違いによって、変化のボラティリティも元より異なっている。
未知の定数が数百個あって与えられた式は数個しかないのだから、
その方程式は解けない(事実上、解がない)と知るべきである。
私が昔から吹いていた、市場はアインシュタインだひも理論だと
言っているアレである。
それでも解答者の成績に違いが出る理由は、明白だろう。
このような、常に変化する戦場であるという事を理解していない
戦士は、目をつぶって放った(ないしは放たれた)弾に翻弄されて
いるだけで、おそらく生きては帰れない。
と、ここで簡単に考えてみる。
おそらく、新興市場は今は①でないのは明白。②か③である。しかし
大事なのは実はポジションではなくベクトルとスピードである。
その判断を誤らなければ負けることはない。いや、正確には、
判断をできるだけ正しく行えて、かつそれに合った投資が出来る限り、
人生のトータルで負けはないと言うべきか。
極端な話、②→③の真っ最中であることに気が付いたとして、
それがIPO市場であった場合、リバウンドのS高を取れなかった、
次は取りに行こう、そのような反省をしてはいけない。
デイトレの得意でない人がデイトレをしてもいけない。
今日失敗したから方針を変更して保有する、これも絶対にいけない。
あくまでも②→③ならば、だが。
もしその事に気が付かなければ、永遠に勝てないまま「反省ノート」
だけが真っ黒になり、いつしか見直してみたとき、その反省の内容が
それぞれ矛盾の塊となり、何一つ役に立たないことを、手遅れに
なった段階で知ることになる。
3000円を稼ぐトレードをしている人が、10万円を取れると判断して
結果、3000円なら成功していたのに逆に20万円の損失を出した。
これは、10万円を取りに行こうとしたことが間違いなのではない。
そこを反省してはいけない。
勝ったり負けたり以下のトレーダーのほとんどすべての人に見られる
間違いではないだろうか。
閑話休題。
なんでこんなことを書いているか。それは単純に自分の頭の中を
自分で論理的に整理したいからである。
今、②→③、ただし③のどん底まで行くかどうかはわからない、
その程度のアナログ的な判断のなかで自分は売買しているらしい。
この状況では銘柄選びはさほど難しくない。なぜなら、損をしても
致命傷になる(今の私で言えば1千万超)ことはなく、いくらでも
出直せる戦いになるからだ。
かつ、下支えのある(理屈のつく)銘柄を選ぶのは難しくなく、さらに
①はしばらくありえない、と考えれば、自分ひとりが取り残される
不安もない。
ただし、エントリーのタイミングは常に悩ましい。あと1千万の中期保有
(最長の場合の期間が中期になる事を覚悟する、という意)
銘柄の候補は2つ。
急騰した日のニュースで狙っていたミヤノと誰でもわかるプロパスト。
本気で中期で我慢できるならミヤノは間違いない。しかし、言うまでもなく
最初から「中期」と言うのは、自信のない人間の逃げ口上に過ぎない。
ウサギが3日で目標達成できるのなら、わざわざカメに賭ける必要はない。
しかし、ミヤノは本当に中期になる可能性がある。短気(短期ではない)の
私は結果として中期になる銘柄は我慢できても、最初から中期確実だと
思うとなかなか動けない。
結局、超目先的には需給で動く(勝負が早い)可能性を残し、かつ、今の
②、③の環境でも選択に耐えうるプロパストを選んだ。
結果はタイトルの通り、苦難の道を歩むことになる。
寄りで12株買い、上の固さを確認して99.3で2つ、99.9で10離し、
窓埋めの動きを待つ、ここまでは良い。
前場終わりに煮詰まりを感じ、後場寄りの投げで拾う、
つもりまでは良かった。
だが後場には投げは出ず、一瞬の急騰。慌てて適当に指したところが
苦難の道の始まり。含み損を補填すべく、97.5で10買い、98売り、
96.7で10買い、97.8で売り、95.8で5買い、96.1で゙売り。
含み損を補填は出来たものの、全くスマートで無い売買に終始した。
一昨日のIRに気が付いていれば(MKCMと全く同じように)、
目をつぶってもいくらでも買えたのだが、1日遅れればこの通り。
理屈ではなく、エントリのタイミングはどこまで行っても最重要項目である。
ミヤノならば今日売って、明日こっちを買えたわけだが、これは反省ノートに
書き込んではいけない。ノートに書き込む内容を選別する能力も、
市場で生き残るためには必要不可欠である。

