今年はM&Aというテーマでかなり盛り上がっています。
M&Aと言っても、するほうとされるほうがありますが、
ほいみんが投資対象にしているのはするほうです。される方で
話題になるのは東証一部のPBR1倍割れの銘柄などですから、
ほいみんの投資対象ではありません。
最初は意図したわけではなかったのですが、ほいみんはかなりの
比率でこの手の銘柄を買っています。クインランド、MCJ、
ビービーネット、アパマンなど、ちょっと系統は違いますが
アセットMなども類似していると言えるでしょうか。
今のM&Aというテーマからは外れていると思いますが、
ライブドアや楽天もまったく同じビジネスモデルと言えます。
M&A関連の銘柄には、業績の一変という魅力があります。
同じ事業だけをやっていて業績を伸ばすのは限界がありますが、
他の会社を買って売上利益がドン!と乗っかるのですから、
M&A銘柄の業績変化は時としてもの凄いものがあります。
当然、株価に対する影響力も非常に大きく、投資する側には
大きな魅力がありますが、相応のリスクもあります。
この手の企業は、ファイナンスを避けて通れません。企業側が
どういう内容のファイナンスをいくら位やってくるのかは、
なんとなくは想像は付きますが、詳細な時期がわからない以上、
一定の確率で「食らって」しまいます。それが公募増資なのか
今はやり?のMSCBなのか、第三者割当増資なのか、
それぞれのタイプによっても額によっても影響の受け方は
少しずつ違いますが、食らったほうは結構ショックです。
もちろん、前向きなファイナンスなので、株価の低迷は短期で
済むことも多いですが、
・少なくとも短期間は株価が下落する(当初は暴落に近いことも)
・M&Aの内容やファイナンスの内容によっては、ファイナンスの
方の悪影響が勝って株価が回復しない
このようなリスクもあるわけです。
また、もう少し長い目で見た場合、買収した企業の内容によっては、
・将来的な業績拡大を目指しているため、短期的には業績が悪化する
・のれん代償却などで、1期だけとてつもない特別損失が発生する
・M&Aしたものの、シナジーも得られず、業績も好転しない
(最悪のケースとしてはプライムシステムのような結末)
このような事も考えられます。本来はのれん代の償却は別に
ネガティブ材料でもなんでもないのですが、短期の個人投資家が多い
銘柄では、単なる数字しか見ない人が多いため、思わぬ急落を
食らったりする可能性がないとも言えません。
(そこが絶好の買い場かどうかというのはまた別のテーマですが)
ですから、話題だけで「なんとなく」飛びつくのは危険です。
ただ、この手の業容変貌の材料が出た場合、アナリストコメントや
株式系の新聞などで情報を得ることはできますから、短期的に
どうなのか、長期的にどうなのか、などのアウトラインを知る
ことは難しくないと思います。それらを分析しながら投資判断を
すればよいと思います。(アナリストのコメントが正しいと言って
いるわけではありませんので念のため)
安全指向の方であれば、ファイナンスが出そうだと思えば、
どれだけ株価が急騰しようといったん待って、ファイナンスが出て
急落したら、そこから参加する方が無難かもしれません。
自信があれば、ファイナンス前の暴騰で儲けて、いったん逃げて
ファイナンスが出たらまた・・・という事もできるかもしれません。
(もちろん責任は持てませんし、ファイナンスがある保証もないです)
M&Aというテーマもまた、バイオほどではなくとも癖のあるテーマ
ですが、短期ではなく、中長期で何かと話題に上るテーマだと思い
ます。ほいみんには結構魅力的なテーマに感じます。
