日本語で気になる変な口癖 |  ライター稼業オフレコトーク

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ここでは当時の面白かった話や貴重な情報、取材で思ったこと、
記事にできなかった裏話などを披露していきます。

 保育士の卵たち10人のインタビューを行っている時、彼女らの受け答えに妙な違和感を覚えた。皆、保育の専門学校や大学の卒業生なので2022歳だ。だからと言って、今時の女の子の喋り方というものでもない。

 彼女らのほとんどが、話し出す前に「なんかぁ」と言うのである。ほとんど口癖になっている。

 昔から「あ~」とか「え~」の口癖が多いのは知っている。考えてものを言う人はそういう傾向があるからだ。自分も慎重に話をする時は「ん~」と言うのが口癖だ。

 

 

 その保育士の卵たちも話し始めに「あ~」とか「え~と」を付けるのだが、話の途中途中に「なんかぁ」も入れてくる。凄い子になると140文字分の中に3回も「なんかぁ」を言う。

 あまりにも多いと耳障りだし、意識してしまうようになった。

 

 

 実際、50代の人と話をしている時に、その人がやたらと「なんかぁ」を口走ることに気づいてしまった。もう何十年も付き合っているのに初めて意識して気づいた。

 そして、自分も無意識に言っている時があることに気づいた。話している途中にハッとして「今、言っちまった」と思ってしまう。

 

 

 どうやら「なんかぁ」は、若い世代だけではなく幅広い世代で浸透しているようである。

 いったいなんなんだこれ? なんかイヤだな。あ…この「なんか」も同じ部類か?

 

編集後記

 自分は口走らないように意識して気をつけようと思う。