自民党総裁選の時に引き続き、翌年またテレビの街頭インタビューを受けた。実は、直前に『ZIP』でも声をかけられていたのだが、その時は沖縄にいると言って他の仕事をキャンセルしていたため、知ってる人にバレるとまずいので泣く泣く断っている。
今回はNHKの津放送局(三重県)だった。三重の特産物を東京でアピールする展示会があり、そこで試食した人に感想を聞くというものだった。多くの人が答えていたが、やはり私の受け答えの方が優れていたと思う。じっちゃん、ばっちゃんもいたけど、こちらは端っから相手にならなかった。
そもそも私自身がインタビュアーという仕事をしているから、相手がどんな答えを求めているのかがだいたい分かる。それに私は実物よりテレビ映りがいいらしいので採用されやすいという予想も立つ。(テレビでは画像が横に広がるらしく、普段は頬がこけて貧乏くさく見えるのに、少しふっくらするのでちょうど良く映るらしい)
今回はローカル放送なので、直接自分で確認することはできないが、おそらく採用されたんじゃないかと思っている。
それにしてもよく声をかけられる。テレビ局だけでなく、道を歩いていれば場所を聞かれるし、観光スポットに行けばカメラのシャッターを押して欲しいと頼まれる。そんなに私はお人好しに見えるのだろうか?
正直、知らない人に声をかけられるのは好きじゃない。映りたがりだからテレビは別だけど。しかし、ある講演会で、「知らない人に声をかけられる人は、いいショップ店員になれる」という話を聞いた。
その講師は九州で何店もの美容ショップやサロンを経営している女社長さん。何人もの自らの店員を1000万の売り上げを出すほどの実力者に育て上げている凄腕の経営者だ。
その社長さんが言うには、初めてお店に来たお客さんにとって“声をかけやすい店員”というのがあるのだという。顔つきや態度など、人を惹きつけやすく、安心できるオーラを発しているらしいのだ。そういう人がトップセールスを築けるとのこと。だから、道を聞かれる人は、ショップ店員としては逸材なのだという。
しかし、私は営業系が苦手なのでショップ店員には向かない。それに私の場合、よく声を掛けてくるのは宗教の勧誘か何か物を押し売りされる時が多い。あと、なぜか外国人に道を聞かれることも多い。英語ができるように見えるのかな? 父親から鬼畜米英思想を植え付けられているため喋れないのに…。
[編集後記]
それにしても三重の放送を確認したかったぁ~。出たがりのくせに、NHKにはまだ出たことがないのだ。キー局全部制覇したいなぁ!