野球肘の一つに肘の ネズミ 遊離体があります。

肘の軟骨が剥がれて関節内を動き回ってしまうことから通称ネズミと言われていると思われます。


早いと中学生ごろから発生します。


治療方針としては、痛みがなければリハビリなどで経過観察します。


また、その時の年齢、野球レベルも重要です。

あとはシーズンオフかオンシーズンかどうかも重要です。


遊離体があることで、痛みが頻繁に起き、放置していると肘関節が固くなってしまうこともあります。


ですので、肘の痛みが続く時は内視鏡を用いてネズミを摘出します。


よく聞かれることですが、


いつから投げられますか?という質問に関しては術後1ヶ月くらいを目処に徐々に投球は許可しています。トレーニングも同様です。

手術してすぐに肘のトレーニングや投球を行うと痛みが悪化してしまい結果復帰が遅れる場合があります。


1ヶ月から2ヶ月は無理しない方が良いと考えます。


もちろん再発リスクはあります。


原因が離断性骨軟骨炎の場合は軟骨が剥がれて再度ネズミになってしまうことがあります。


肘の後方が痛い場合には、骨棘骨折を起こすこともあります。


MRIとCTの撮影し詳しく調べてみることが重要です。もちろん骨棘も痛くなければ経過観察しますが、痛い場合にはクリーニング手術の適応になります。