平成22年度地域イノベーション創出研究開発事業に応募をしていた
「高齢者のふるえ(本態性振戦)をおさえる肘装着ロボット装具開発」
が採択されました.

関東経産局では21倍(42件中2件)と激戦だったようですが,
採択されてホッとしています.

早く実用化できるように頑張っていきたいと思います.

http://www.meti.go.jp/information/data/c100625bj.html
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/gizyutsu/20100625innovation.html#平成22年度採択テーマの発表について

休みを頂いて,ディズニーシーに行ってきました.
久しぶりに行ったし,純粋にとても楽しかったです.

本当に純粋に楽しんだわけですが,1つだけ研究者的に非常に感動しました.
アリエルのショーはリンクとワイヤーを使った空中のショーが繰り広げられていました.
シンプルな機構と少ないワイヤーから繰り広げられる滑らかな動きは本当に美しかったです.
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tds/ml/atr_theater.html

最近はロボットの研究者がディズニーに就職するということもでてきているようで,
東大中村研に所属していた先生が大学を辞めて活躍している話も聞きました.
http://disneyresearch.com/index.html
ディズニーのロボット関連ニュース:http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/11/05/1421.html
ロボット系会社:http://www.sarcos.com/entertainment.html

普段は医療や福祉という分野で研究をしているわけですが,
アミューズメントという分野に応用されるロボット技術がもっとあって,
生きてるみたいに動くキャラクターやダイナミックに動くアトラクションや
本当にいるみたいな存在感を与えられるインタフェースなどなど
信じられないくらい面白いテーマパークができれば夢があっていいなーと思いました.

今月の臨床リハ(Journal of Clinical Rehabilitation)に解説記事を書かせて頂きました.

内容は横浜リハさんと共同で開発している左右分離型のトレッドミルを脳卒中患者に応用する研究と九大にお世話になっているパーソナルモビリティTread-Walkです.


藤江正克,安藤健,トレッドミルを応用したロボット,Journal of Clinical Rehabilitation,リハを支えるテクノロジー最前線, Vol.19, No. 7, 618-621, 2010

気になっていたけど,表紙にビビッてなかなか買えなかった本.
3時間くらいであっという間に読みました.
電車を乗り過ごすほど久しぶりにのめり込んだ本でした.

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

なんだか取っ付きにくいドラッカーを素直に,具体的に読み下した感じが心に刺さった.
すごく真摯な本であるような気がしました.
たぶん自分が野球をやってたのもプラスになりました.

マネジメントの深さ.
研究をどうマネジメントするべきなのか.
後輩をどう育てるべきなのか.
研究と教育の両立のさせ方.
など多くの学びがありました.

一ヶ月後くらいにもう一度読み直したい本です.
決して表紙に惑わされない方が良いです.

ただエピローグを読んで秋本康の偉大さを感じずにはいられなかった.
http://spectrum.ieee.org/automaton/biomedical/bionics/061110-eyeborg-bionic-eye


このような研究において,ものが見えているのか見えていないのか,どれくらい見えているのか見えていないのか,ということはどのように評価するのでしょうか.

昔,人工網膜の研究者と話しているときにも,そのような話題になりましたが,そのときは視神経の電位か何かを計測して評価しているとおっしゃっていた気がします.ただ電位を評価することは可能でも,それがどれくらい見えているのかということを評価することには繋がらない.また,その数字自体への解釈も工学者と医師ではだいぶ違うというようなことを仰っていたのが印象的でした.
本日,所属している早稲田大学グローバルCOE「グローバルロボットアカデミア」の助手会におきまして「ドクターライフを楽しみたい-Quality of Lab. Lifeを向上させる-」というタイトルで体験談を中心に20分くらい話をさせて頂きました.

自分がどうやって3年間楽しんできたのか(やりたい放題やってきたのか)を簡単にお話しさせて頂きました.各ドクターがどのような研究室生活を歩んでいるかは,研究によってバラバラだと思いますが,1つでも参考になることがあれば良かったです.

質問で「一番楽しかったことは?」というようなことを聞かれ,上手く答えられませんでしたが,たぶん振り返ってみればほとんど毎日が楽しかったからのように思います.

まとめのページは以下のようにさせて頂きました.
・たくさんの友達・知り合いを作って下さい
・学生と教員の良いとこ取りです
・足し算の発想から引き算の発想へ
・失敗したって,怒られたって良い
 →みんな味方
 →やりたいことは全部やってみて下さい
・もちろん,良い研究あっての楽しいこと
6/14-16に旭川で開催されました日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門のROBOMEC2010に参加してきました.医療福祉分野の多くの発表があり,勉強になりました.また,1つの会場でのポスター発表ということで普段は聞くこともない分野の研究を知ることができ,大きな刺激を得ることができました.

また,昨年度の福祉工学シンポジウムにて発表させて頂きました
「安藤健,小林洋,岡本淳,高橋満,藤江正克,筋電制御によるゴム人工筋を用いたがん骨転移患者の寝返り支援コルセットの開発」
に関しまして,部門表彰であるROBOMEC表彰を頂くことができました.

1つの励みになります.
ご指導いただきました方々,ありがとうございました.

旭川の3日間で1.5キロ太りました.美味しゅうございました.
メディアへの掲載というのはどうやら固まるようで,
先週末のトレたまに続いて,14日付の日刊工業新聞の「未来を駆ける・新進研究者列伝(17)」
というコーナーに取り上げて頂いているようです.
未来を駆けているかは怪しいですが,もし良ければ是非ご覧下さい.

というわけで,今は機械学会ロボメカ部門主催のROBOMECで発表のために
北海道の旭川に来ています.
9月に東京で行われるIEEE BIOROB 2010に以下の2つの論文がAcceptされました.

Takeshi Ando, Eiichi Ohki, Yasutaka Nakashima, Yutaka Akita, Hiroshi Iijima, Osamu Tanaka, Masakatsu G. Fujie, Bilateral Separated Treadmill with Differential Velocity and Biofeedback for Well-balanced Hemiplegic Gait

内容:脳卒中片麻痺患者の歩行の非対称性を緩和するための新しいリハビリテーションの提案と,慢性期片麻痺患者10名を対象としたPlot studyです.横浜リハさんとの共同研究です.

Yo Kobayashi, Takao Watanabe, Takeshi Ando, Masatoshi Seki, Masakatsu G. Fujie, Fractional Impedance Control for Reproducing the Material Properties of Muscle and its Application in a Body Weight Support System

内容:筋肉の特性を分数次微分を利用して表現したインピーダンス制御の提案と,それを体重免荷歩行リハに適応したものです.

Conference: 2010 IEEE International Conference on Biomedical Robotics and Biomechatronics
9月にアルゼンチンで開催されるIEEE EMBC2010に中島君が筆頭著者である以下の論文が受理されました.

Yasutaka Nakashima, Eiichi Ohki, Takeshi Ando, Yo Kobayashi, Masakatsu G. Fujie,
Drive Motor Current Based Real-time Estimation of Anteroposterior ForceDrive Motor Current Based Real-time Estimation of Anteroposterior Force, the 32nd Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC'10), Buenos Aires, Argentina, 1st - 4th September, 2010.

内容は歩行運動を利用した移動支援機器Tread-Walk 2における操作性の向上を目的としたものです.