学会の嵐により更新が滞っております。すいません。

現在はIEEE RAS/EMBS BIOROB 2010 @東大に参加中です。

かなりフォーカスを絞った学会ですので、良ければ是非。


あちらこちらでパナソニックが出したロボットが取り上げられています。

http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn100924-1/jn100924-1.html

http://robonable.typepad.jp/news/2010/09/24panasonic.html

http://moriyama.com/node/2010/09/24/3490


どちらかというと目新しさから洗髪ロボットの方が注目されている感がありますが、

個人的にはベッドの方に注目です。


前回の福祉機器展で出したものがフラッグシップモデルだと思いますが、

機能を絞り込んだ今回のものがどれだけ市場に食い込めるのか、

いくらなら食い込めるのかというのは非常に興味深いです。


洗髪ロボットの方は、自分の頭の中でもうちょっと考えがまとまってから書きたいですが、

洗髪における負担が洗髪そのものなのか、それとも洗髪に至るまで体位変換などの過程なのかを

現場に聞いてみたいところです。

また、個人的には指によるマッサージ効果ということが気になります。

先日、このロボットとは関係ないことで、私の通っている美容院で美容師さんと話したときには、

指で刺激することによる気持ちよさは大きいんじゃないかという話になりました。

(この美容院ではオートシャンプといって洗う過程だけは自動化されています)



ロボット支援手術で死亡 名古屋大病院、胃がん切除患者
という記事が中日新聞などに出ていました.

何が原因かはわからない段階で「ロボット手術で死亡」という表現を使うことには
非常に違和感があります.

リスクは可能な限りヘッジした上で,どうしても避けられないアクシデントであったのか,
それとも人為的もしくはロボット的なミスであったのか.
それの違いを明確にする必要があるはずですので,調査委員会の報告までは変な推測はしないでおきます.

少なくとも,今の段階でやっぱりロボットは使えないという流れができるべきではないと思います.

人と物理的に接触する以上,リスクはゼロにはならない.
大事なのは,ロボットが何ができて,何ができないかを明確にすること.
その上で使用者がリスクとベネフィットを天秤に掛けて,
ロボットの使用を選択すべき.

自動車だって飛行機だって,事故の危険性と移動の快適性を秤に掛けた上で
社会的に許容されているはずです.
最近,研究以外にも色んな仕事をさせていただく機会があります.
(研究をしていないという説もたぶんにございますが....)

その中で学会やらナショナルプロジェクト?やらの会議に出席することが多いのですが,
すごく同じような内容を少し違う角度からディスカッションしていることが多いな~
もしくはその内容は他のところで十分議論されているのではないのか,
というのが率直な感想です.

どの会議でも,この国が食いっぱぐれることがないように,
このままでは日本はマズイという危機意識がたっぷりです.

お互いのミッションは少しずつ違うはずで,
それらが有機的に連携できる仕組みはどのやったらいいのかなと思います.
まだまだそれを実現するために私個人ができることは限りなく小さいですが,
大学として研究室としてできることもあるような気がするので,頑張ってみたいと思います.

言えることと言えないことがあって,抽象論で申し訳ございませんが,
以下のところで教授の代理でプレゼンして,パネルディカッションをして以来,
色々考えています.

生活生命支援医療福祉工学系学会連合大会 - WWLS (Welfare, Wellbeing, Life Support) 2010 -
15:45-17:15 1A3 OS2 生活支援工学関連の技術開発戦略 座長:諏訪 基(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
1A3-1 生活支援工学関連の技術開発戦略
○諏訪 基 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
1A3-2 日常生活支援機器開発の現状
○土肥 健純 (東京大学)
1A3-3 支援機器実証試験の科学性
○山内 繁 (早稲田大学)
1A3-4 超高齢社会でロボットを使うことで喜んでもらう為に
○藤江 正克 (早稲田大学)
1A3-5 社会技術としての生活支援機器開発
○井上 剛伸 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
1A3-6 企業視点での生活支援工学分野の成長戦略
○北風 晴司 (日本電気株式会社)
WIRED VISIONによると,
顔認識AR技術のPolar Rose社をApple社が買収したようです.

なんかiPhoneとかで色々できるようになりそうですね.

個人的には,最後に書かれている
「iPhoneで心臓の鼓動を聞いたり・・・して、正当な持ち主であることを識別」
が気になります.
前々からキヤノンがロボット系の人材を集めているという情報は風の噂で流れていましたが,
いよいよ本気に発表したようです.

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100921-OYT8T00447.htm

個人的にはスゴク良いと思っております.
キヤノンの持つ高い画像処理能力は十二分に介護ロボットの場で活きるはずですし,
初めは特に,画像からの判断,およびその後の人とロボットの物理的接触を含まない行動ということだけにすれば,
リスクも非常に低く抑えられて,上手く行きそうな気がします.
3連休は大阪で学会に参加してきました.
http://wwls2010.me.es.osaka-u.ac.jp/

これまでライフサポート学会,日本生活支援工学会が行ってきた生活支援工学系学会連合大会と
日本機械学会がやってきた福祉工学シンポジウムを1つの大会にまとめた記念すべき大会です.

1年半くらい前から1つにしようということで,私もそのお手伝いをしてきたのですが,
ギリギリ間に合って本当に良かった...

なぜか先生の代打での大御所に囲まれてのプレゼンなどをして,思い出深い大会になりました.
後輩もベストプレゼンテーション賞を貰えて良かったです.

自分の研究発表以外にも打合せなどでほとんど他の人の発表を聞けなかったのが残念です.

というわけで,
今日から東京に戻って仕事です.
今年から積極的に研究内容を世間にアピールしていこうと思っています.
このブログもそうですが,こんな人がいて,こんな研究をやって,ということを出せればということで.
(本当は英語で書いた方が多くの人に読んで貰えるので,いいのですが...)

当然,いろんな考え方があるので,誉められることも叩かれることも承知です.
叩かれると凹みますが,それが世の中の声だということで,頑張ります.

なぜかわかりませんが,最近Tread-Walkを取り上げて頂くことが多く,
youtubeの再生回数が増えました.笑
(Good Design Expoに展示したおかげでしょうか!?)

もちろん良いことも悪いこともかかれていますが,
個人的にはSegwayと比較して貰っていることが嬉しかったです.

これからも色々なご意見をお待ちしております.

ubergizmo:Tread-Walk personal mobility vehicle trumps Segway

dvice:Mobile treadmill is the eco-friendly city vehicle the Segway wants to be

gizmowatch:Tread-Walk is useful personal mobility vehicle for elderly and disabled

http://www.patent-cn.com/2010/09/08/44784.shtml

など.