ロボナブルによると,
NICTとATR、脳情報の抽出で新手法、指先の動きを高精度に再構成、意図伝達に寄与
だそうです.

単純にスゴイと思いました.
今までのBMI(ブレイン・マシン・インタフェース)の印象は,
動作の意図そのものを推定するというよりは
動作と関連づけられた他の行為(100マス計算とか)を脳内を行ったときの情報から
動作を推定するという感じのものが多かった気がします.

「指を動かすという普段通りの動作のため、利用者に特殊な訓練や負担をかけずに済む。運動にかかわる脳情報を効率的に読み出し、自然な運動を高精度で再構成する技術は世界で初めてという。」

ということができるようになると,一気にリハビリとしての可能性が広がると思います.
本日IEEE/RSJ IROS@Taipeiにて発表させて頂きました.
大御所の先生方からも質問を頂き,嬉しく思いましたが,
英語力の不十分さに少し自分にガッカリです.

発表内容を以下のように取り上げて頂きました.ありがたいことです.
日刊工業新聞:早大、視覚障害者をナビゲートするつえ型機器を開発
ロボナブル:早大の藤江教授ら、力覚適提示により視覚障害者をナビゲートできる杖型装置を開発

まだまだ改善する点は多々あり,実用化への課題は沢山ありますが,
視覚障害者だけでなく,認知症患者などへの応用の可能性もあると思っております.

2チャンネルなどでは,「Force Blinker」という名前について指摘されています.
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1287673766/l50

この名前は力(Force)によって導かれている感覚を実現したい.
遠くの星の瞬き(Blink)のように道標になるシステム,そして視覚障害者の新しい目(まばたき,Blink)のようなシステムとして実現したい.
方向指示器(Blinker)のように誘導したい.
という思いを込めて名付けました.

追伸:
この研究は去年藤江研の学部生だったT原君の卒業研究の成果です.
方向付けやマネジメント的なことは私が行いましたが,実際に手を動かして頑張ってくれたのは彼です.
彼の頑張りなしではこの成果はあり得ませんでした.ありがとうございます.
ただ彼のような優秀な学生が大学院に進学しなかったのは少し残念です.
どんどんと魅力的な大学院にしないといけないと強く再認識した今日でした.
明日,日本に帰国します.(台風の影響がなければ..)
ロボナブルによると,
積水など、センサシステム活用のヘルスケア・在宅サービスなど語る、モノづくり推進会議
だそうです.

オムロンの方が,

「世界中で最先端技術の活用も進んでいる。環境発電(エネルギーハーベスティング)の利用、絆創膏のように皮膚に貼り付ける生体情報センサ、錠剤と一緒に飲み込めるセンサチップ。血圧をモニタリングするインプラントキットが実現されれば当社は途端になくなってしまう。このぐらい破壊的なイノベーションが起こりつつあることもきちんと認識しなければならない。」

と述べられているように大学の研究者は破壊的なイノベーションを狙い続けないといけないと思う今日この頃.

ロボナブルによると,
東大と東京農工大、オンデマンド型タクシーと人感センサによる高齢者支援実験を実施
だそうです.

個人的に佐藤先生のオンデマンドの研究はなぜかすごい好きです.
スマートグリッドだけではなく,情報と物がスマートに動く,スマートシティが早く実現すれば良いなと.
きっとグーグルなんかもそこを狙っているのでしょう.
河北新報社によると,
トヨタがロボット技術でリハビリ 藤田保健衛生大と共同で
だそうです.

才藤先生を筆頭に藤田保健衛生大学のリハビリは,リハビリ系のロボット研究(特に臨床サイド)では圧倒的に強いです.
これまでにウーパルなど脊椎損傷などの人のための下肢装着型ロボットの開発をされています.


具体的にはあまり書かれておらず,
「歩く際の脚の動きを検知してモーターの力でひざの曲げ伸ばしを補助」
とのことですが,どんなのが出てくるかが楽しみです.

世界のトヨタと地元のリハビリの権威が組むとどうなるのでしょうか.

今年もサマースクールWSK-TNg@Koreaに参加しました.

名前の通り,Waseda,SSSA(イタリア),KIST(韓国)の3校で2年前から始まって

去年,Nagoya,Tsukubaが加わって100人くらいの博士課程の学生を対象にやっています.


テーマは基本的にはロボットで,一週間泊まり込みで行います.

中身は半分がレクチャーで半分がグループワークです.

ただグループワークは夜遅くまであるので,

基本的には2/3くらいはグループワークをやってる感じです.


初めて参加した二年は”国際的”コミュニケーション力,

リーダーシップ力のなさを屈辱的なまでに思い知らされたわけですが,

今年はなんとかそれなりにできたと思うような気が勝手にします.

(去年は運営側だったので,力がどう変わったのかはあまりわかりませんでした)


まぁ,まだまだ完全な力不足なわけですが....

価値観の違いを許容してプロジェクトをちゃんと進めるということ関してには

大分能力を身に付けられてきた感じがしました.


というわけで,

明日ソウルから台湾に移動してIEEE IROS に参加・発表です.

いろいろな発表によると,

東大、ヒューマノイドロボットを活用した教育と研究を開始

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/10/14/004/index.html

したようです.


NAOは色々とできる上にそこまで価格が高くないということで,

勉強用に購入しようかという話がありました.

(その後どうなっていくのかはわかりませんが...)


身体で表出するための情報処理を研究している人にとっては

非常に良いツールになるのでしょう.たぶん.

GetRoboによると,
ヘルスケア分野のロボット会社、いろいろ
http://www.getrobo.com/getrobo_blog/2010/10/healthcare-robotics.html
だそうです.

http://www.masstlc.org/summit/robohealth.html

iBotのCEOはもちろん,
LOKOMATのHOCOMA社,
HarvardでのD研出身のハタ先生,
MITのHugh Herr先生(会社作ってたんですね),
Intuitive surgicalなどなど
有名なところが集まってます.

http://www.masstlc.org/summit/robohealth.html

IROSで行けないですが,是非参加してみたかったです.