早くも…
バレンタイン商戦が始まっております。
今年も色々なチョコレートが
店頭に並んでおります。
例年に漏れず
今年も貰える予定はありません。
配布チョコすら
俺には巡ってきませんから。
それにも慣れました。
あの子も…
何かのグループに属していて
その中にはどういうわけか
気持ち悪いオッサンもいて
半分ストーカーみたいに
彼女を追っかけている。
あの子は…例え「友チョコ」だとしても
あのオッサンにも渡すのだろうか？
もし…そういうところを目撃したら
俺は…落ち込むだろうね。
なんで？って。
その「差」を実感することで。
俺は…仲良しではないから。
連絡先はもちろんだけど
名前すら知らない。
あちらは…
多分交換してると思うしね。
まぁ…少しズレるけどさ、
飲み屋の女の子と思うしかない。
お気に入りの女の子がいて…
でも…俺はお金がなくて通えなくて
月に一度もお店には行けない。
あちらは…金があって毎晩でも通う。
たまに俺が行って指名しても
直ぐにあちらに呼び戻されてしまう。
例え好意がなかったとしても
自分を指名してくるお客さんは
大事にするものです。
お店側だって融通を利かせるものです。
たまに来る客を
ないがしろにするわけじゃないけど
そういう仕組みですから。
俺は…経済力の差で
お気に入りの子は諦めないといけない。
願ったところで叶わないもの。
急激に親しくなれるわけもないし。
少し意地悪な思いとしては
あのオッサンが、
あの子に壮絶な嫌われ方をされることを
どこか願っている。
仮にそうなったとしても
俺のところに来るわけじゃないけどね。
まぁ…今は義理チョコなんてのも
死語になってるからね。
好きでもない人に贈ったりする文化は
廃れたのかもしれない。