イジメ… | おっさんのブログ

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日々の出来事、思ったことをダラダラ書いています。

小学校のころ

俺もいじめられっ子だった。

今思うと…だけど。

同級生はからかってるだけだったかもしれないけどね。

 

最初は…遊びと言うか

からかいのひとつと思っていたけど

それがエスカレートしてね。

俺が嫌がることをどんどんするようになって。

今だと…まぁ陰湿ないじめだったね。

 

当時…まぁ子供時代ではあるけど

ちょっとしたケンカで…

俺が暴力をふるってね、

その子がケガしちゃったわけ。

めちゃくちゃ親や先生に怒られて…

それ以来、対抗することができなくなった。

正当防衛…なんて言葉を知らなかったから。

俺が一方的に悪者にされてね。

自分を守るためだけだったのに。

また人を傷つけてはいけない、って思えて。

恰好よく言えば「力を封印してた」と言うか。

 

そんな俺をおもちゃのようにいじめる輩はいて

それを面白がる旧友もいて…

 

今のいじめと何十年前のイジメでは

質が違うかも…だけどね。

 

今みたいに「心の病」なんてのが

認知されていない時代です。

学校には行きたくないけど

(いじめられるから)

行かないと怒られるし…

行かないのは怠けものと言われてた時代ですから。

で、無理矢理登校はしてたけどね。

休憩時間は…いつも一人で過ごしてました。

 

俺は…こっそり

担任の先生に告発したんだ。

こんなヒドイことされたって。

でも…先生は俺に同情するとかではなく

それこそ、みんなの前で

「〇〇くんをいじめてる人出てきなさい!」

みたいな感じになって。

俺をかばってるつもりだったんだろうけど

逆効果になってね。

 

余計にいじめられたと言うか…

無視されたと言うか…

今思うと…残酷だったよ。

 

今思うとね、

この先生は「昇格」したかっただけ。

自分が受け持ったクラスで

イジメが出たなんてのは最悪の評価。

もみ消すのに必死だったと言うか…

自分の出世に関わるからね。

ハッキリ言えば…子供の未来よりも

自分の昇格が大事、

そのためには生徒も利用する…

そういう人間でした。

今でいうと「クソみたいな先公」ってことです。

 

当時は…それこそ壮絶なイジメでもない限り

転校とか…考えられない時代。

逆の言い方をすれば

大人を頼らず、自分でなんとかしないといけない時代、

そういうものでした。

自分で解決する。

頼れる大人はいない。

両親にも…頼れなかったからね。

明るくふるまってたけど…

内心は…孤独でした。

幸いと言いますか…

お金を要求されたり…

そういうイジメはなかったけどね。

 

今だったら、

同じように接してきたら

ボコるけどね。

遠慮なく。

 

よく…いじめられる方も悪い、て言い方をする。

イジメられる対象は…非力なこと。

言い返せなかったり、チカラで叶わなかったり。

 

強くなるしかないんだよね。

今も昔も。

理解があれば、

親が空手でも柔道でも習わすだろうけど

身を守るためにね。

俺の親は…そういうのじゃなかったし、

学校の先生も助けてくれなかったし。

恨んでる…とは違うけど

今だったらボロクソ言えるけどね。

「アンタの教育は間違ってた!」て。

 

そりゃ、みんな仲良し!が理想だけど

どうしてもいじめ役と言うか

いじられキャラと言うか…

そういうのは必要と言うか…

 

多分…だけど

助言してくれる大人がいたら…

違ったのかもね。

 

俺も昔はこうだったけど、

今はこうだぞ!って誇れると言うか…

成し遂げた経験があると言うか。

 

助言なんて誰でもできる。

立ち向かえるチカラは…

本人しか持てない。

どんなに励まされてもね。

本人がやらなきゃ意味ないし。

 

体力でも知力でも…

チカラを持つこと。

 

イジメから抜け出せるには…

それしかないのかもな。