職場には毎日のように
テレアポ営業の電話がかかってくる。
ネット回線から
電気料金、
今日は社用車で使うための
ドライブレコーダー。
証券会社からもかかってくるし。
電話をかけてくるのは
若い人から中年層まで
色々です。
断られることに慣れているのか
こちらが「結構です」と言うと
大体は電話を切る。
中には…新卒で入った人もいるだろうね。
毎日、毎日、断られ続けて
心が折れないのだろうか?
とか言いながら、
俺も昔はテレアポ営業をしていた。
強引にアポを取って
高い商品を即決で買わせる、
今思い出してもヤクザな仕事だ。
この仕事を選んだことが
俺の汚点だったと今では思える。
まぁ、こういう仕事は
いくらでも代わりがいるのも事実。
何も聞かされないで
毎日電話をかけさせられる仕事。
100件に一つでも顧客が見つかるかどうか…
それでいて、
やる気がない、だの
誠意がない、だのと
バカな上司に罵られる毎日。
心が病まない人が少なくない。
それでも、毎日全国からかかってくる。
これで利益が出るのだろうか?
いつも思う。
仕事とは云え…
キツイだろうな。
俺ももう一度その仕事に就けと言われたら
ノイローゼになりそうだ。
でも…それが世の中。
簡単に利益は出させてもらえないものです。
多分、千件電話して
会ってもらえたり、話を聞いてもらえる人なんて
一人もいるかいないかだと思う。
一方的な営業は今も続いています。
まぁ、俺が働いていた20数年前から
そういう電話はあったのだからね。
「運」が良ければ…って言うけど
運のいい人ばかりが集まる会社なんてないからね
どこの誰が
いきなり電話をして
会社の代表と話せるのかね?
まぁ、商売なんでね、
待っていてもチャンスはないだろうけど
人をだまさなければ
それでいいんじゃない?
ただ、社員の心は折れるだろうけど。
ワケの分からない研修とかに連れて行って
自己否定させて
都合のいい人間を創るしか
ないだろうけどね。