ちかごろみやこではやること
ぐんかくぞうぜいほうやぶり
しふくこやしのおやくにん
ごうとうさつじんこいほうか
あおりうんてんとくならず
まいなかーどのひとちがい
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二条河原の落書
此頃(このごろ)都ニハヤル物
夜討(ようち) 強盗 謀(にせ)綸旨
召人(めしうど) 早馬 虚騒動(そらさわぎ)
生頸(なまくび) 還俗 自由(まま)出家
俄大名(にわかだいみょう) 迷者
安堵 恩賞 虚軍(そらいくさ)・・・・・・・・・
コレ、本当に700年前も前の落書きか?
今も、大して違わない世の中で、息苦しさばかりが降りかかる。
都会も田舎も限界集落化で、廃校廃屋墓終い。この先何処まで行くのやら。
振り込め詐欺は巧妙化して相変わらずの被害状況だが、窃盗強盗も白昼堂々とだったりで、様変わりしている。
それに限って身近なことを言えば、
日中下見をしてめぼしい物があると、ユニッククレーン車で乗り込んできて堂々と盗んでいく。
田舎(と言っても、千葉の中心から車で1時間余)のお寺で、吹き替えたばかりの銅の屋根が、2度にわたって盗まれた事件があった。
鍵も掛からない農機具小屋から、農機具を盗んでいく。
次世代が実家に残らず、当主が亡くなった家など、下見すればいないのがすぐ分かる。
それで無くても、農作業で出かければ、家は留守番がいない。
今に始まったことでは無くかなり以前から頻発はしていた。
農作物が畑毎持って行かれたり、活線の電源ケーブルが切り取られて持って行かれたり、トレンチの蓋が無くなったり、お墓のステンレス製の水差しや花生け、工事用に敷いてあった鉄板がそっくり無くなったり、枚挙にいとまが無い。
実家が新築中、大工が休みの日に、工事人を装って鍵の掛かっていない建物を物色に来たやつがいた。
偶々隣町から、屋敷周りの畑の面倒を着ている妹がすぐそばの畑にいたため、実害は無かった。
あるときは、道路からは遠い位置にある屋敷の中の柿の実を盗みに、堂堂と母屋の庭にトラックを乗り入れて盗っているやつがいた。この時も、いとこが柿をもらいに来て鉢合わせ、泥棒はそそくさと逃げ帰った。
鍵を掛ける習慣が無い実家だったが、その頃から、住まいは勿論納屋にもしっかりと施錠するようになった。
先日都内の工事現場で、電動工具一式を盗まれた友人がいる。工事現場での盗難は、若い頃からずいぶん経験、見聞きしている。この件は話せば切りが無いくらいだ。
都の外れに当たる現在の私の居住地区も、かつての新興住宅地が今や限界集落化、子供の声が殆ど聞こえない。
廃品回収と称して、町内を回る業者が、数年前と形態が変わった。トラックでスピーカーを鳴らしながら廻る従来のスタイルは消えて、一軒一軒訪問しては、めぼしい物や貴金属を持っていないか、根掘り葉掘り聞き出すのである。表においてあるものは写真に撮り、回収出来るかどうか聞いてくる、と言うのである。まあ、そう言う物は2度と回収に来ない。
従来型の業者は、回収可能な物を書き込んだチラシを配り、日を決めてそのチラシを貼った物を回収しに来る。
空き巣に入られても盗られて困るような貴重品は無いので、神経質にならずに済んではいる。
鍵をかけ忘れてこっぴどく叱られる方が怖い。