大寒を過ぎて暖かい日があったりしたが、その後の雪の予報は外れて雨だけだった。
保田の水仙も満開の情報があったので、出かけたかったが、なかなか思うようには行かない。
改修工事中の保健センターには、PCR検査に訪れる人が引きも切らない。
土曜日、雨の東関東自動車道を終点まで走ったその先の仕事も、簡単に終わったが気は晴れない。
日曜の24日は毎年行われる行事が入っていたが、緊急事態宣言発出中で中止となった。
そんな中、訃報が舞い込んだ。長いこと自治会館の管理人をやられていたお隣のご主人が他界された。
早速お邪魔してお悔やみを申し上げた。
線香をあげた先の仏様は今にも起き出してきそうな安らかなお顔だった。
数年前大病で入院されたが、その後はお元気で庭仕事や散歩をされていた。
自治会館の樹齢50数年の椎の木を、頼まれて私が切り倒すとき、直前に見に来て、
「長いこと面倒を見てきたが･･･」と仰る。
「やめましょうか？」
「イヤ、仕方が無いでしょう」と感慨深げであった。
聞くところによると、会館完成時に記念にご主人が植えたものだった。
苦しみもせず穏やかに息を引き取ったそうで、奥さんも穏やかなご様子だったが、胸中はいかばかりか他人には計り知れない。
ご冥福をお祈りする。
