さてさて、長かった大町の旅も今日で終わりです。
<その2>実直で重みを感じる蔵元~市野屋商店(金蘭黒部)さん~
早朝6時過ぎからその人は隣室でごそごそし始めていました。
6時半には既に布団から出て行ってしまったのがわかりました。
でも僕は、夕べの想い出と布団のあったかさから離れることができず
けっきょく7時過ぎまでそのままもぞもぞしていたのでありました。
蔵の中はもう、動いていました。
三が日も過ぎて今日は4日。
短い休みを経た蔵もそろそろ本格的に動き始めます。
(とはいえその間ずっと管理をしているので本当の休みではありませんが)
今朝は年明け初めてのお酒の搾りを予定していました。
前の記事で見ていただいた、純米酒のタンクを搾ってお酒にするのです。
・・・・・と思って山崎杜氏を追って起きたのですがすっかり寝坊してしまいました(笑)
搾りたての純米酒・・・・・いい色ですね・・・・・
お酒は透明と思っている方もまだ多いかも知れませんが
搾ったばかりのお酒は、実はこんなに美しい山吹色をしています。
雑味を除けたりなどいろいろな理由でこれを濾過すると透明に(近く)なるのですが
どうしても香味なども落ちてしまうことも多いので最近は濾過をしないいわゆる「無濾過」や
香味をできるだけ損なわないような進んだ濾過方法も開発されてきました。
それにしても、ものすごくいい香りです。
大げさでなく、蔵の中に一歩入るとこの芳醇な香りに包まれてしまいます。
うう~ん、たまりません・・・・・写真から少しでも伝わりますか?
機会がありましたら、いつかこの香りを体験しに蔵を訪れてみてください。
(もちろん蔵の方にも準備がありますのできちんとした手順を踏んでお願いしてくださいね)
そうこうしているうちに、昨日から一緒のSくんが仕事のため松本に帰っていきました。
次に会うのは3月21日の上諏訪呑み歩きかな・・・・・Sくん、ありがとう。
・・・・・と入れ替わりに、今度は 宗夜さん登場 (笑)
彼は 「酒 宗夜」 というブログでもお馴染みのスゴイ方なのですが
僕が来ていると聞いてこれもまたわざわざ松本から駆けつけて下さいました。
まぁまぁ、とまずは一服。
呑ん子さんのお嬢さんも登場してしばし歓談。
若い女子との久々の交流に興奮が抑えられないおっさん約一名(笑)
その後、山崎杜氏に蔵の中を案内していただきました。
赤いスカーフがキュート(笑)な笑顔の山崎杜氏。朝から元気です。
熱心に聞き入る宗夜さん。この方の情熱には頭が下がります。
さて、徐々に帰りのバスの時間が迫ってきます。
昨日からお世話になりっぱなしです・・・そろそろお暇しなくては。
このまま蔵に住み着いてしまおうかとの思いもよぎりましたが(笑)
山崎杜氏、そして飯村さん、本当にありがとう。
近いうちにまたお会いしましょうっ!!!(ヤダとか言わないでw)
さてこの後。
僕はなんだかぽわ~んとしていました。
なんでしょうね、夢から醒めて現実との狭間にいる、あの感じ。
しかし、これは夢でなく現実なのです。
バスに乗るまでに早く夢から醒めなきゃ・・・・・
山崎杜氏から教えてもらった大町市総合福祉センター で汗を流します。
ここ、温泉じゃないけどお風呂だけ入るなら駅から近い(徒歩10分)し安いしお奨めです。
その総合福祉センターから見た風景。
・・・・・余計に帰りたくなくなってきた(爆
最後に、横川商店さんに顔を出しました。
今回の旅は一から十まで本当にお世話になりました。
お礼の申し上げようもありませんがこの場を借りて深く、深く御礼申し上げます。
信濃大町駅前でバスを待っている間、
いろいろなことが浮かんでは消え、浮かんでは消えていきました。
たくさんの人にお世話になり、たくさんの笑顔をいただきました。
素晴らしい年明けになっちゃったなぁ・・・本当に来て良かったなぁ・・・
なんて感傷に浸っていたら、あれ?向こうから見たことあるような・・・・・
横川商店の呑ん子さんとお嬢さんでした!
わざわざお見送りに来て下さったのでした。(うるうる)
最後の最後まで、感激させられちゃいました・・・・・
というわけで、車内宴会用グッズ持って(笑)バスに乗り込みます。
今回の大町、最後まで笑顔でいられたのも大町のみなさんのおかげ。
酒は縁である、という僕の想いそのままに今年のスタートを切ることができました。
陳腐な言葉だけれど、大町・・・最高。
・・・・・また、来ます。







