会津の旅はまだまだ続いているのですが
ちょっとここらで一息ついて別のお話をひとつ。
仕事でプライベートでたまに行く街のひとつに「銀座」がある。
昔はあまり馴染めなかったが最近少しずつ肌が合う感覚を感じるようになった。
渋谷や新宿、下北沢(昔大好きで住んだ街ですが)とは違って
オトナの品というか、落ち着いた雰囲気があるからと思っている。
なんというか酔っ払いひとつとっても凛とした何かがある気がする。(思い込みかも?笑)
その銀座だが、みなさんご存知のように「いいお店」が非常に数多く存在する。
高いお店のことではない。そもそもそんなお店にはまだ入ったことがない(笑)
若い頃持っていたイメージとは裏腹に庶民的なお店が多いことがわかってきた。
と語れるほど知っているわけではないが進行の関係でそういうことにしておく(笑)
ちなみに銀座が似合うようになるにはまだまだ時間がかかることも充分に承知している。
ところが知るにつれ、意外な僕の弱点が露呈してきた。
銀座界隈はどこもかしこも同じ風景に見えて道が全然覚えられないのだ。
ちなみに僕は方向音痴ではない。むしろその逆である。
いつか僕が銀座を自由自在に闊歩できる日が来る頃には
きっと僕も銀座が似合うオトコになっているということなのであろう。
あと10年後?それとも20年後?・・・・・それもまた人生の楽しみなのでしょう。
さて、前置きが長くなりました。
Ristorante La Mani (レ・マーニ)
先日、仕事の話で友達とたまたまランチしたお店なのですが
パスタランチを頼んで「無料」となってる大盛りを頼んだら
大食いの僕もびっくりするくらいの正真正銘の大盛りが出てきた(笑)
味も感動こそないものの充分に美味しくさらにコーヒーまで付いて¥980。
ついでに従業員さんの対応も好感の持てるもので(これがなにより肝要)
ああ、これは一度ディナータイムにもお邪魔せねば、と思ったのでありました。
決してフルボトルワイン無料券を貰ったからではないからね!(笑)
そして本日の同行者。
会津の旅でもお馴染みのC&T。(本日は事情でPはお休み)
普段しょっちゅう一緒に呑んでるとはいえ99%日本酒のこのメンツ。
少なくとも3人でイタリアンは初めてかも知れません、違和感ありあり(笑)
さて、今日はコースにせずお料理はアラカルトで頼んでみました。
・・・・・いやいや、まずはなにはともあれワインワインワイン(笑)
BARDOLINO 2007 (DOC)
ヴェネト州でアヅィエンダ・アグリーコラ・モンテ・デル・フラ社が醸すワイン。
(とか偉そうに書いてますがヴェネト州ってどこだか全然わかりませんがw)
まずはこれをハウスワイン(エントリーワイン)として出すセンスが気に入りました。
とてもフルーティ(料理の邪魔をしない範囲で)で軽く、かつ豊かな味わいを持っています。
さっきの無料券でサービスしていただいたのですが、これで(お店で)¥2,500は良心的。
いくら安くても味のなんたるかを無視したハウスワインを平気で出すリストランテも多い中、
こういう「わかってる」ハウスワインを選んでいるお店はそれだけで信用できる気がします。
あ、いくら優秀でも肉系の重い料理には合わないからもっと高いワイン頼んでくださいね(笑)
ワインでちょっと満足した後はお料理お料理。
野菜のバーニャカウダ。(とか書いてるけど初めて聞いたw)
右のポットで油(今日はオリーブ油&アンチョビ)を温めて(下で固形燃料が燃えています)
野菜を浸して「あちち」と食べるピエモンテ州の冬の野菜料理だそうです。
美味しかったけど、お洒落野菜だけじゃなくてジャガイモとか食べてみたかった(笑)
なんとかのおばあちゃん風なんとかパスタ。(それじゃわかんないってw)
ショートパスタでペンネがもっちりどっしりした感じの生パスタ。
味付けがこのワインにぴったりに仕上げられている。故意なら凄い、と思った。
家でも長いパスタばっかり食べてる僕は物珍しくてあっという間に平らげる(笑)
この辺りでワインが空になりました。
同じワインというのもテではありましたがせっかくなので違うワインに。
CORVO ROSSO 2006 (IGT)
シチリアでドゥーガ・ディ・サラパルータ社が醸す果実味豊かなワイン。
バルドリーノに比べると適度な苦味が加わり、食事とのバランスがさらにUPする予感。
ちなみにこれはハウスワインよりひとつ高いだけのワイン(笑)
イタリアワインは比較的庶民的価格で楽しめるのがいいところですね。
そして料理も続きます。
連子鯛(れんこだい)のアクアパッツァ。(とか言ってるけど食ったの初めてw)
今日はデジカメを忘れたので色が悪くてごめんなさい。
同行者が撮った別角度からの写真をもう一枚載せてみます。
白身が凄くふっくらして、めちゃジューシーで、新鮮な鯛ならではの味でした。
瑞々しさがオリーブオイルで補強され「ああ、イタリアの食卓」って感じ。(知らんけどw)
イタリア料理ってフランス料理ほどソースで塗り潰さないから素材のよさが生きるよね。
(あ、フランス料理を否定しているのではありません、誤解なさらないように)
決定的にアプローチの方向が違う、極論だけど和食に通じるセンスも感じるのです。
ところでこの連子鯛、スタッフが素材を席まで見せに来てくれました。
今日はこの連子鯛とカサゴ、あと、・・・・・あと、・・・・・えーと、なんだっけ?(笑)
とにかく新鮮ぷりぷりの魚を並べて見せてくれる中から選べる楽しさがありました。
なんだかやたらめったら連子鯛がぴかぴかと美味しそうだったのでご指名!
調理法まで指定できるとのことでお店推奨の塩焼きと迷ったのですが
ワインとの相性を考えて今回はアクアパッツァを選択した次第。(同席のヒトがw)
今さら思えばただの塩焼きが出てくるとは思えないから
そっちを頼むのもテではあったかも知れません・・・いや、アクアパッツァも大正解でしたが。
そうそう、豆知識。
連子鯛ってあまり聞かないけど黄鯛の別名で、
結婚式の尾頭付きなんかでよく登場するのがこれなんですって。
真鯛なんかに比べると比較的安価で新鮮なものが手に入りやすいらしい。
これからちょっと気にしてみようと思いました。
ところで。
月曜日の夜ということもありあまり混んでいなかったのも幸いしたのかも知れませんが
この夜を楽しく、印象的にしたのはワインと料理だけではありませんでした。
それは、・・・・・もうおわかりですね、お店のスタッフのみなさんでした。
おそらくフロア責任者であるマネージャーの坂井さんがメインで付いてくださったのですが
彼の僕らに対する距離感と対応が、一言で言えばとても気持ち良かったのです。
ワインも料理も、そして3人の会話も坂井さんとの会話も、全てを楽しむことができました。
このバランスって、簡単なようで稀有なんです。
やろうと思ってなかなかできることではない、だからこそ嬉しかったのです。
聞けば新規OPENしてからまだ間もないとのこと。
そういえば、と玄関の胡蝶蘭に気付いたのは帰る時でした(笑)
名店揃いの(駄店も揃ってるけど)この場所では大変だろうけど頑張って欲しいです。
そして店を辞する時、通路からちょうど厨房が一望できるのですが
厨房にいた二人のスタッフも目が合った瞬間、爽やかな笑顔で「ありがとうございました!」
最後は日高シェフが玄関まで出てきてくださって坂井マネージャーと一緒にお見送り。(恐れ多い)
いろいろな偶然が重なっての素敵な夜だったと思います。
もしかしたら、ただ運が良かっただけなのかも知れません。
でも、・・・・・でも。
やっぱり楽しくて幸せな夜でした、それだけが事実。
また行ってみよっと♪
<DATA>
Ristorante Le Mani (レ・マーニ)
中央区銀座8-8-1 出雲ビルB1F
TEL:03-3575-9007
銀座駅A2出口より徒歩7分
新橋駅より徒歩5分
平日 Lunch:11:30~14:30 Dinner:17:30~21:30
土・日・祝 Lunch:11:30~17:00 Dinner:17:30~21:30







