ブログ上で「忙しくて更新遅れてごめんなさい・・・云々」なんて書くと
自意識過剰とかそんなに期待してねーよとか思われるんだってねw
そんなことを思われると心外というかはっきり言って寂しいので(笑)
絶対に書かないが、・・・・・・・・・まぁそーゆーことである(爆
んなこと考えるのは
人気ブロガーになってからでも遅くないってことね(笑)
さて先週土曜日、7月19日に蕨・チョウゲン坊 にて四季酒の会/夏
「秘蔵の初呑み切りをこっそり楽しむ会♪」が開催されました。
ところで「初呑み切り」とはいったいなんでありましょう?
当ブログをお読みの方には釈迦に説法を承知でちょっとご説明を。
冬季に造られたお酒は火入れ殺菌後、タンクに貯蔵されます。
通常ですと味の乗ってくる秋口以降にこれを出荷していたのです。
ところがいくら殺菌しても雑菌が繁殖したり酒質が変化することがあります。
そこで、この初夏の時期に杜氏はじめ蔵人で酒質をチェックする儀式、
それが初呑み切りの始まりであり、意味でもあるのです。
その、本来は蔵人でなければ味わえないお酒を楽しんじゃおう♪
昨年に引き続き、夏のテーマはこれで開催することにしました。
ご参加いただいたのは総勢34名さま。
早々に満席になって一部にご迷惑をおかけしました。
さて、まずは出品酒のご紹介から参りましょうか。
1.遊心 山廃純米古酒・平成2BY 【新潟/住乃井酒造】
2.銘柄未定 純米吟醸 初呑み切り 【兵庫/泉酒造】
3.宮乃舞 初呑み切り 【愛媛/松田酒造】
4.山吹極 初呑み切り(亀の尾) 【朝日川酒造/山形】
5.山吹極 初呑み切り(華の舞) 【同上】
6.篠峯 遊々 純米無濾過生酒(山田錦) 【千代酒造/奈良】
7.宮の松 純米吟醸 【松尾酒造場/佐賀】
8.会津中将 純米吟醸無濾過生原酒 中汲み 【鶴乃江酒造/福島】
9.痴虫 本醸造 【高井/群馬】
10.たれくち 純米無濾過生原酒 18BY 【太陽酒造/兵庫】
11.宮乃舞 普通酒 生原酒 【松田酒造/愛媛】
12.天明 純米吟醸無濾過生酒 18BY 【曙酒造/福島】
13.英君 夏吟醸 【英君酒造/静岡】
14.大和川 純米吟醸生酒 たぶん15BY(笑) 【大和川酒造/福島】
15.而今 純米吟醸 八反錦火入れ 【木屋正酒造/三重】
16.仙禽 純米吟醸中取り無濾過生原酒 【仙禽酒造/栃木】
17.田从 秘蔵古酒10BY 【舞鶴酒造/秋田】 (参考出品)
今回写真が少なく、こんなお酒集合写真ですみません。
ま、主催者二人ともゴキゲンだったということで(笑)
ま、せっかくだからそれぞれのお酒の感想をちょっとだけ。
1.遊心 山廃純米古酒・平成2BY 【新潟/住乃井酒造】
凄く芯の太い酒で18年経った今も老ねもなく美味い。
ですが今回、乾杯酒ということで面白い呑み方をしてみました。
氷とソーダを使って好きに呑んでもらう、という趣向です。
思ったとおり、夏向きの爽やかなカクテルに仕上がりました。
発案者の名前を使って「Jazzy Night」と命名(笑)
2.銘柄未定 純米吟醸 初呑み切り 【兵庫/泉酒造】
先日の訪問で未発売ながら気になって譲っていただいたお酒。
蔵元で試飲した際に見られなかった木香が感じられたのが残念。
香りもコクも控えめであっさりタイプながら造りの良さを感じるお酒。
参加者の中で「呑み易くてよかった」という声がいくつか聞かれました。
3.宮乃舞 初呑み切り 【愛媛/松田酒造】
宮乃舞にしては味のインパクトが前に出たお酒でした。
蔵元でも「まだよくわからんw」と言って出してくれたお酒ですから
秋に向けての熟成で宮乃舞らしさが出てくるんだろうな、と思いました。
4.山吹極 初呑み切り(亀の尾) 【朝日川酒造/山形】
これ、ホントに今年の造りのお酒!?と誰もが思い質問殺到(笑)
そのくらいどっしり、まるで古酒のような味わいをまとっています。
いや、これが山吹極の真骨頂なのは重々理解していながらも
それでも驚くこの味わい・・・なんて個性的な蔵元なんでしょう。
亀の尾特有の癖は感じず、一般的なニュアンスではありました。
5.山吹極 初呑み切り(華の舞) 【朝日川酒造/山形】
そしてこちらは華の舞(一般の飯米)を使ったお酒。
これがなかなか、古酒然とした味わいは同じなのですが
きらりと光る酸味というか味に立体感があって好みでした。
このような地元米を使った酒造りは個人的に好感を持ちます。
6.篠峯 遊々 純米無濾過生酒(山田錦) 【千代酒造/奈良】
これも先日蔵元を訪ねた際、どうしても気になったお酒。
秋以降に発売だってのを無理矢理譲っていただきました(笑)
7号酵母がうまく作用して美味く安心できる酒質に仕上がっています。
蔵で呑んだ時より練れて「文句なく美味い!」酒になっていました。
1~5と個性的なラインナップが続いた後にこのお酒を出して
初めて会場から「これは美味い!」という声が出ました。
(それまでは「これ凄い!」「これ面白い!」だったのです)
7.宮の松 純米吟醸 【松尾酒造場/佐賀】
この蔵の実力は本醸造を呑めばわかる、実力蔵。
穏やかで無駄な派手さのない、芯の詰まった酒を醸す。
それを地でいくような、模範的な純米吟醸。
あえて言うなら少し面白みには欠けると言えないこともない。
どちらにしても今後注目の蔵元だ。ぜひ一度、お試しあれ。
8.会津中将 純米吟醸無濾過生原酒 中汲み 【鶴乃江酒造/福島】
これも秋以降に発売だってのをお願いして出していただいた。
もう、会津中将ならではの旨味満載、うまうま♪(笑)
ここ数年の蔵の傾向として「旨味倍増、切れ味倍増」なのだが
いったいこれはどうしたことであろう。まったく怖ろしい蔵のひとつ。
8/30に蔵元呼んで会を開催するがすみません、もう満席(笑)
9.痴虫 本醸造 【高井/群馬】
これは写真を載せないと始まらないであろう。
あ、18歳未満の方はここは飛ばしてくださいねw
・・・・・え?もっとアップ?
もう、エッチなんだからぁ(爆
60年代の鬼才、佐伯俊男氏の痴虫シリーズから名を受けたお酒。
このお酒は通称「痴虫1号・海坊主」と呼ばれています。
初めて見ると度肝を抜かれるラベルではあるが、お酒はまともである。
この1号は辛口のため少し旨味に欠けるが切れ味があり食中酒に最適。
興味ある方は調べてみては?(たしか6号まであるはずです)
10.たれくち 純米無濾過生原酒 18BY 【太陽酒造/兵庫】
散々紹介しまくった蔵元のお酒だったので(笑)実はちょっと緊張した。
ところが!物凄く、ホントに物凄く反応が良くて涙が出そうになりました。
こんなにレベルの高い酒の中で呑んでもまったく遜色がない。
それどころが独自の個性をきっちり発揮しまくって大変でした。
8/9に蔵元を迎えての会がありますがもうすぐ満席です。
11.宮乃舞 普通酒 生原酒 【松田酒造/愛媛】
スペックを曖昧にして出したらみんな「純米でしょ!?」と言ったお酒。
それくらいポテンシャルが高く旨味の凝縮度が高い。ある意味怖いお酒。
ただ、造りを経験した人間だとアル添と補糖が見えるお酒でもあります。
どちらにしてもレベルは非常に高い。恐るべし、宮乃舞・・・・・
12.天明 純米吟醸無濾過生酒 18BY 【曙酒造/福島】
これ、白状すると前日に大宮の石丸酒店で見つけたお酒(笑)
たまたま1年とっておいたらこんなに美味くなっちゃった!の代表例。
天明は認めているつもりだがやはり1年寝かすと違うというか化ける。
旨味ぎっしり、でも酸味も支えて立体感あり、文句なしに美味い酒でした。
13.英君 夏吟醸 【英君酒造/静岡】
通称「夏のひで汁」(笑)
静岡吟醸らしい爽やかな旨味の上に潮風が吹き抜けていく。
ああ、これは夏の浜辺で冷えた枝豆と茹でアスパラを肴に呑みたい。
リゾートでロックで呑んでも美味いと思う。さすがエロひでさん(笑)
14.大和川 純米吟醸生酒 たぶん15BY(笑) 【大和川酒造/福島】
ネタをばらすと大塚の会津地酒専門店「つなや」さんから仕入れました。
社長が山田錦で仕込んでくれと頼んだお酒の出来が思いのほか悪く(笑)
しばらく保管してて忘れてた1本(笑)を譲ってもらいました。
はっきり言って美味かった。老ねもなくほどよい熟成、これはいいよ。
お酒のピーク(呑み頃)は千差万別と理解してもらうにはいいお酒でした。
15.而今 純米吟醸 八反錦火入れ 【木屋正酒造/三重】
キタ------------!!! ・・・って感じ?(笑)
先日大西杜氏とも話したが、今年はこの八反と千本錦が今は呑み頃。
香り、コク、切れ、ともにしっかり而今らしくみんな大満足。
あえて苦言を呈すると「美味すぎて物足りない、これは贅沢な意見か。
16.仙禽 純米吟醸中取り無濾過生原酒 【仙禽酒造/栃木】
このお酒、副題に「たけスペシャル」と名が付いておりますw
これもまず写真を見ていただきましょうか。
ま、表は普通なんですが・・・・・
あっちゃ~~~!本名ばれちゃったじゃないの!!!(笑)
はい、蔵元の薄井一樹氏が児玉さんのために
秋に出荷予定のお酒をわざわざ詰めて送ってくれました。
ちょっとミーハーだけど嬉しいので載せちゃいます(笑)
肝心のお酒ですが、これがまた反則的に美味かった。
少し薄にごりなんだけど、仙禽独特の酸味が全体を支えながら
そしてしっかりした旨味ががっしりしている、素晴らしいお酒でした。
とちぎ酒14を使ったお酒には注目すべきモノがいくつかあるけれど
やはり今年の仙禽には要注目だと思いますよ!>酒販店のみなさま
17.田从(たびと) 秘蔵古酒10BY 【舞鶴酒造/秋田】 (参考出品)
そして最後、これはチョウゲン坊店長T氏経由で出していただきました。
「是非呑んで感想を」とのことでしたので、もちろん喜んで!!!(笑)
思ったより呑みやすい古酒です、老ねは感じませんでした。
しかし中に詰まった「旨味」は半端じゃない。かなり造りはいいです。
10人が10人「旨い!」とは言わないが地酒の個性を守って欲しい。
そんなことを自然に思わせる蔵元、お酒であることは間違いありません。
なんだか一生懸命書きましたが、今回は文章ばかりですみません。
ただ参加者に「夏にもこんなお酒が楽しめる」ということは伝わったかな。
この後「二次会」と称して同じ会場で呑むも、
気がつけばテーブルに突っ伏して寝ていたことはどうかご内密に(笑)
やはりいい仲間といい酒を呑む、これに勝るものはありませんね。
主催者ながら素晴らしい時間を過ごさせていただくことができました。
四季酒の会「本編」としては次回は「秋の冷やおろし」です。
この先にどんなことができるのか、本当に楽しみで仕方ありません。





