この正月は基本的には寝正月だったのです。

茨城に1泊で出かけたのと埼玉の呑み会に行った以外は

いわゆる「引きこもり」・・・おぞましくてココには書けません(笑)


でも今年がちょっと違ったのは「英気を養えた」感があったこと。

例年と何が違ったわけでもありませんが、きっと何かが違ったのでしょう。

そのおかげで今、気力の充実した自分がいます。


そうそう、今週末の連休を利用して修行に出かけてきます。

長野のある蔵元にお邪魔して、酒造りを手伝ってきます。

文字通り「お邪魔」になるか「手伝い」になるかは定かではないが(笑)


主催する四季酒の会(よきさけのかい)で少なくとも酒を語るこの身。

その中で「造りを知らずして語れぬ領域」をひしひしと感じた昨年でした。

たかだか2・3日で何を学べるのかと問われれば返す言葉もありませんが

お酒に対してより謙虚な自分を見つけて来たいと思っています。


なによりも、造りの現場の空気を感じること・・・今から楽しみです。



さて、久しぶりに、呑んだお酒のことを書いてみましょうか。

今夜は京都の今宵堂さんの器でお酒を楽しんでます。



味を柔らかく感じるのも、器の力なのでしょうか。

今年の四季酒の会では今宵堂さんとのコラボも考えています。

乞う!ご期待!!!




1.天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒


麹米:吟の精 掛米:美山錦 共に地元産、55%精米

酵母:AK-1(秋田流花酵母)

日本酒度:+4 酸度:1.5 アミノ酸度:1.2



醸造元:浅舞酒造株式会社  ←ご注意!音が出ます 秋田県横手市

購入元:学芸大学ひのや

価格:¥1,470(720ml)



昨年も天の戸には酔わせていただきました。

なので信頼して正月用に購入・・・・・したのですが・・・・・

何故かよーわかりませんが少し過熟感をまとった風味で

ちょっと好みに合いませんでした。(天の戸では初めてかも)


冷やも常温も、少しカラメルをまとった米の重い香り

口に含むと老ねに似た呑み辛いニュアンスが僕を襲う(苦笑)

んんん~~~っ、次の盃に手が伸びないっ!(泣)


な、ならばっ!・・・と燗をしてみた。・・・・・うん、だいぶ和らぐ。

しかしあくまで「誤魔化す」という消極的な手法だ(苦笑)

名誉のために言っておくが「美稲」でこんなの初めてである。


管理が悪い・・・いや、ひのやではちょっと考え辛い。

恐らく18BYだから熟成によって酒質が変化した・・・のかなぁ。

ちょっと納得のいかない今年のスタートとなりました(笑)



2.瑞冠 純米吟醸2005年醸造 山廃



亀の尾:60%精米(地元産) 酵母:協会1401号

日本酒度+8 酸度1.8 アミノ酸度:1.1


醸造元:山岡酒造株式会社  広島県三次市

購入元:東武百貨店池袋店

価格:¥1,260・・・だったかなw



今日(9日)、楽のもとやすさん に逢いたくて東武を訪ねるも見当たらず

せっかくと思い、お酒売り場を覗いてたら蔵の方がいらっしゃっていた。

完成度としては雄町(2006年醸造)だったけど面白さでこっちを購入。


香りからして藁の香りというか土臭いニュアンスたっぷり。

口に含むと山廃のニュアンスも絡まり辛さと苦さの向こうに甘味が見える。

しかし約2年間熟成した後の「老ね」っぽい感じは皆無なのは凄い。

純米吟醸、というよりはしっかりした山廃純米と思ったほうがいいね。


聞けば「呑み頃を想定して熟成させて出荷することが多い」とのこと。

生産も200石くらいと仰っていたから、それは大変な行為である。

(造ってもすぐに売らない訳だから現金回収ができないのですよ)

2006年の純米大吟醸ももう一年寝かせればベストと仰っていました。

(実際その通りで、味がまだ乗り切っていなかった)


蔵の方の「燗がいい」とのご意見に従い、燗を試してみた。

解釈の違いだけど、燗だと柔らかくなるが燗上がりはあまりしない。

ただ、独特のとげとげしさが和らぎ呑みやすくなるから充分アリ、かな。

ちなみに燗冷まし美味い!かなりしっかりした造りの酒なんだろう。



3.慶長・生酒 しぼりたて生原酒(特別本醸造)



酒米不明:60%精米


醸造元:和久井酒造株式会社  埼玉県秩父市

購入元:蔵元直販(いただきもの)


届きました・・・!今年の生酒が・・・!

秩父に住むO澤親分がわざわざ送って下さいました・・・感謝!!!


抜栓直後は米の雑味が前に出る。生酒らしいといえばいいかも。

しかしその後に襲いかかる生酒特有の「どかーん!」は比較的薄い。

大人しい生らしさと呑みやすさの同居した、中途半端さを感じてしまう。

味が上がってくるのはまだまだ先かも知れません。


抜栓2日後、だいぶ柔らかくなってきた。雑味感が減ったのが印象的。

燗をすると甘いモロミ香が上がりほっこり、これはこれでいいかも。

埼玉の蔵元では要注目の蔵元、今年もいいお酒期待してます!!!



酔いに任せて書いた今年初めてのお酒日記。

今年もガンガン呑んでガンガン楽しんでいきます・・・よろしくお願いします。