3月4日日曜日、「四季(よき)酒の会」第一回が行われました。
ご報告も兼ねて、当日の様子をここに記します。
会場は北区西ヶ原の荒とよさん 。
いつもお馴染み、お世話になっている酒屋さんです。
主催の二人が懇意にしている蔵元からお酒を取り寄せて
ちょっとしたエピソードと共に楽しく呑んでいただくのが趣旨。
1.三重錦(三重) 純米生 うすにごり
2.三重錦(三重) 純米吟醸 中取り 備前雄町
3.慶長(埼玉) 本醸造生原酒 タンクA
4.慶長(埼玉) 本醸造生原酒 タンクB
5.白岳仙(福井) しぼりたて吟醸
6.会津中将(福島) 純米無濾過生原酒「初しぼり」
7.而今(三重) 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石
8.而今(三重) 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦
9.浅間山(群馬) 純米吟醸
10.龍勢(広島) 純米吟醸 無濾過生原酒 仕込み10号(中取り)
11.分福(群馬) 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 その日しぼり
12.横笛(長野) 純米吟醸 無濾過生原酒「大寒仕込み」
13.十九(長野) まるだい純米
市販酒ではないお酒も混じっております。
今回のサブタイトルに「フレッシュな杜氏のフレッシュなお酒」
という名前を掲げておりました。
ちょっと詳しい方なら「えっ?この酒の杜氏はフレッシュじゃないんじゃ?」
と思われる蔵のお酒も、実はあります。
今回の「フレッシュ」という意味合いの中にはこんな意味を含ませました。
今まで長い間お酒を醸してきた。それなりにいいお酒も造ってきた。
しかし、もう一歩「何か」が足りない。
そこで造り全体を見直し、地酒蔵としてのアイデンティティーを取り戻そう。
そのために今までやってきたものを全て一から構築し直してでも
「本来の意味でのウチにしか造れない酒」を造ろう。
そのために、使う米から見直して一から取り組み直した蔵元。
そのために、自らが杜氏として造りを変えて取り組み直した蔵元。
そんな想いで今年何回目かの造りに勤しむ蔵元を含めて
フレッシュな杜氏のフレッシュなお酒、として出品させていただきました。
まずはご挨拶。
緊張しました(笑)慣れないこともあり、正直言って気負いました。
しかし、お客様のこんな笑顔に支えられて会は和やかに進みます。
終始、暖かい笑顔に助けられた一日でした。感謝。
今回、用意した肴はこんな感じです。
菜の花のおひたし
鴨の燻製と季節の蕗味噌
蔵元とお酒の簡単な紹介を加えながら会は進みます。
ウンチクだけに走ることの無意味さを理解した上で、
しかし普段何気なく呑んでいるお酒の向こう側をちょっとだけ
覗いてもらうことでお酒の美味しさが膨らむことを知ってもらいたい。
そんな蔵元の想いを少しだけ(でも精一杯)代弁させてもらいました。
有り難いことに、みなさん真剣に聞いて下さいます。
主催側にも、やっと笑顔が出始めます。
13種類を堪能していただいた後は、肩の力を抜いて宴会モードへ。
しまいには参加者のBさんが僕のために持参したプレゼント、
シルク製のバスローブ(笑)を着せられるシーンも!
誰だ!竹の子族みたい!って言った人は(爆)
(ちなみに年がバレますね・・・w)
リクエストにお応えして調子に乗ってエアギター(笑)
そんなこんなで終始和やかムードの中、会は無事終了しました。
同じ「新酒」でこれだけ味の違いがあるということを初めて知った!
というお客様が多く、主催側としても嬉しい一日でした。
今回、「一番美味しいもしくは印象に残ったお酒はどれですか?」
というアンケートをお願いして書いていただきました。
お酒は完全な嗜好品で、こんなことで優劣を決めるものではありません。
ですのであくまでも参考意見としてですが、単純に票を集めたのは
10番の龍勢でした。(他には而今、三重錦、会津中将が目立ちました)
その中で、僕が一番印象に残ったアンケートを紹介します。
これが究極の意見ではないでしょうか。
お酒はやはりウンチクではない。旨いかそうでないか。
このアンケートを拝見して、本当にそう思いました。
感謝、感謝の一日でした。
次回は7月、テーマは「初呑み切りのお酒を味わう」を予定しています。





















