仕事柄、渋谷を通る時がある。
通る、のであって、ほとんどの場合特に用事がある訳ではない。
で、ちょっと気持ちと時間に余裕のあるとき。
(これが大概お金には余裕がないことが多いのだがw)
アナタなら何をするだろうか。
・・・・・といちいちアナタに意見を聞く訳にはいかないので(笑)
僕の場合、3つあります。時間のかかることから順番に、
1.献血ルームに寄る(消費時間約1時間)
2.WINSに寄って馬券を買う(消費時間約30分)
3.東急デパ地下のお酒売り場でお酒を買う(消費時間約25分)
金曜日でしたか、ちょっと余裕がありまして、
東急デパ地価へいそいそと潜っていったのです。
こちらでは結構な確率で蔵元さんが試飲販売をしているので
お話しながら買えたりする楽しさがあり、よく利用します。
今回は島根県の李白さん(李白酒造有限会社 )がいらしてました。
担当の方(女性で東京事務所勤務とのこと)の感じがとてもよくて
思わず話し込んでしまったので、今回は30分オーバーでしたね(笑)
本来試飲に出していないというお酒もこっそりいただきました。
「95年醸造大吟醸古酒」は老ねのない深みのある味わい。
以前懇意にしていただいた酒屋さんから、李白の10年古酒(自家製w)
をいただいた時のニュアンスを思い出したがあの時も老ねがなかった。
酒質が余程しっかりしているのだろう、これが李白の凄さかも知れない。
「大吟醸(月下独酌だったか?)」は品評会レベルの大吟醸酒。
山田錦で素晴らしい味を引き出している。アル添が気にならないのがいい。
そんな高いお酒は買える訳もなく(蔵元さん、ごめんなさい)
手頃で好印象を2本買って来ました。
左からいってみましょっか。
李白 特別純米酒 無濾過生原酒 ¥1,470(720ml)
五百万石58%精米 酵母:協会9号
日本酒度+2 酸度1.7 アミノ酸度1.6
【冷やで】
麹香がプンプン さすがは無濾過生原酒
舌を米の甘さとコクが直撃する 全体的には甘口
+2とはいえもう少しキレがあると好みかな
土臭いニュアンスの雑味が少し気になるところ
生酒特有の苦味と何故か辛味が少し目立つ
肴とも邪魔にはならないが少し呑み飽きする
【ぬる燗で】
ニュアンスに変化はなし アルコールの辛さが少し増す
麹香の甘さがいい感じにはなるものの冷やの方がお奨めか
では、右へいってみましょう。
李白 辛口特別純米酒 やまたのおろち ¥1,260(720ml)
五百万石他58%精米 日本酒度+6
甘い米の香りが印象的 吟醸香はない
一口目は+6らしい「おおっ辛口だ」と思うのだがそれも一瞬
すぐ後から純米酒らしい米のコクが追いかけてくる
結果、僕には辛口に感じない むしろ甘さがすごくある
カラメル香というかバナナ香を伴っている
辛いだけで旨味が伴わない「辛(ツラ)口」を造る蔵元に呑んで貰いたい
【ぬる燗で】
酒自体の旨さがグンと広がる意味ではお奨め
温度上げすぎるとアルコールの刺激が強くなるので注意
総じて冷や~常温~ぬる燗、どれでもよさは感じられる
印象として、
酒単独でのスタンドプレーではなく食中酒としての位置を求めているよう。
個人的に好きな蔵元、これからも応援していきたい。




