出発は5時半だった。
土樽駅にいたメンバーの中では一番最初だった。
車道をどんどん歩くと、JRをくぐる位置に来た。
これは清水トンネルの上り土樽側の入り口。
1922年着工→1931年開通した全長9,702mの大トンネル。
うおーい、元テツキチとしてはちょっと泣けてくるぜぃ。
そして、登り始めた。まずは目指すは矢場の頭(1490)。
これが辛かった。本当に辛かった。
初っ端から赤土に木の根むきだしの急登が続くのだが、
気合入りすぎてペースを見誤った。どう考えても早すぎ。
そして、そこに合わせるように僕を襲った睡魔。
いやーもう、山に来たのを後悔するくらい辛くなっちゃって(苦笑)。
約2時間半の登りの中、2回に分けて計30分の仮眠を摂る。
ここで慌てず、開き直って眠ったのがかえってよかった。
辛い辛い登りを頑張って、やっと稜線に辿り着く。
8:10、矢場の頭に到着。
自分で言うのもなんだが、いい顔してるぜい♪
ここまでが一番の難関だったから、随分安心もしたのです。
ここは万太郎山をはじめとする眺望がかなりよい筈なのだが、
今日は天気はいいものの特に南側(万太郎山側)はガスが濃く、
残念ながら終日晴れることはほとんどなかった。
これこれ、こんな感じ。この稜線は↑真東に続いていくのです。
左側(即ち北側)がたまに晴れてくれたので救われましたが。
さて、ここからだ。、稜線伝いとはいえ、急登もある茂倉岳を狙う。
今度は何が辛かったって、ここからの藪コギは半端じゃなかった。
主にクマザサだが、僕の身長(170cm)以上の藪が連続する。
茂りまくって道が定かではないのも一度や二度でない。
登りもそうだけど、下りはマジでヤバイんじゃありませんか?コレ。
だって一歩間違えたら谷底まっしぐらですよ、ホント。
とか何とか言いながら、茂倉岳避難小屋に到着。
ここは無人とはいえ、とても立派な小屋。
チップ箱に湯沢町の封印はちょっとやるせない感じ(苦笑)
小屋の裏手を2分ほど下ると、冷涼で旨い湧き水がこんこんと。
管理もしっかりしていて素晴らしい山小屋ですね。
さて、水もたっぷり補給したから元気出して行ってみようか!
茂倉岳まではココからすぐ。
ここまでが今日一番の登りと思ってたから気持ちが楽になる。
おっしゃ!茂倉岳到着10:27、ココまで来れば一安心。
さて、次なるは今回最も楽しみにしていた一ノ倉岳だ。
一ノ倉岳の山頂に特に思い入れがある訳ではないが、
僕の大好きな作家である「新田次郎」の小説にしばしば登場する
一ノ倉沢の最終的な頂となれば話は別で、とにかく憧れていた。
もっともこの後、
僕は一ノ倉岳ではなくその一ノ倉沢に感動することになる。
稜線に、愛用のカリマーのザックを置いてみた。
このピークの向こうに一ノ倉岳があるのだ。
後半に続きます・・・・・(長いなw)






