土曜日ですねぇ。
仕事があんまり忙しくないので、ドサクサでブログ更新しております。
公務員の方がこれをやるとクビになるのでお気をつけください。
今日はこれから、実はちょっとお楽しみもありまして。
京急百貨店上大岡(平仮名だと、かみおおおかで「お」が並ぶw)店の
地下一階和洋酒売り場へ足を運ぼうと思っています。
お目当ては、龍勢を醸す広島の藤井酒造の試飲販売会です。
社長の藤井善文さんがわざわざいらっしゃるのでこれは行かねば!
メールでは何度か、実際にお会いするのはこれが初めてなので
ドキドキしますが、楽しんできます(ああ、またお酒が増える)。
さて、前回は鶴乃江酒造さんのお話でした。
鶴乃江さんを辞して向かった先は、そこから歩いて5分の末廣酒造さん。
ここは観光用に「嘉永蔵」を開放してるので立ち寄られた方も多いでしょう。
東京でも手に入りやすく、僕も馴染みの深いお酒です。
鶴乃江さんでも親切にしていただき、お酒も入ってご機嫌な僕(笑)
門を入ってすぐの右側に、こんな小窓があります。
江戸時代末期にお武家さまがお酒をこっそり買うための窓だったとか。
まぁ一応案内はしていただきましたが、ざぁーっと見た、って感じです。
古い建物の柱や野口英世博士関係(親戚にあたる)の写真は凄かったし
平成8年から主力工場は博士山の方へ移しちゃったし
まぁなんと言うか、うん、歴史を感じる嘉永蔵ではありました。
そうそう、面白かっ会津娘に向かうタクシーの中で運転手さんが突然、
「あのー、会津にはいっぱい蔵元あるのに、なんでまた会津娘さんに?」
実は会津では多くの蔵元が市内の一定の範囲にかたまってるんです。
会津娘の高橋さんトコはその中でもちょっと離れた場所にあるんですね。
「いやー実はこれこれしかじかでちょっとご縁がありまして・・・・・」
すると運転手さん、「あーそうですかぁ、それでよく分かりました!」と笑い、
「いやいや、実は私、平出と申しまして末廣酒造の親戚なんです」(笑)
さらに詳しくお伺いすると、榮川酒造さんともご親戚とのこと。
会津の名家同士はそんな親戚筋でつながっていることも多いらしい。
ところで末廣の看板商品に「玄宰」という鑑評会出品酒があります。
飲んだこと?・・・・・残念ながらまだないっす!
だって4合で¥5,000くらいするんだよ~買えないよぉ~っ!
この玄宰、「げんさい」と読むのですが、今回初めて出典を知りました。
会津藩の家老だった、田中玄宰からのネーミングでした。
但しこちらは、玄宰で「はるなか」と読みます。
天明の大飢饉(おおっ教科書で呼んだ記憶が)での活躍をはじめ、
簡単に言うと民に優しいいい家老さんだったとな(簡単すぎ?)。
そんな初めて訪ねた末廣さんでしたが、嘉永蔵の方はみなさん親切。
散々試飲させていただき(正直「ピン」とくるお酒がなかったが)、
結局、博士蔵で醸したお酒で面白そうなのを2本購入。
今まで買った4本に加えて6本まとめてとりあえず自宅へ送りました。
ああ、身軽になった!
さあて、次回は会津若松から今夜の宿がある新地へと向かいます。