平成17年10月8日 信州にて ¥420(300ml)


本金/純米酒・胡蝶 酒ぬのや本金酒造(株)<長野県諏訪市>

精白率60% 日本酒度14~15度


参考HP:http://www.nagano-sake.or.jp/guide/data/0444/


実はこのアメーバブログの中に、本金さんの息子さんがいらっしゃいまして、

諏訪に行く直前にそれは知っていたのですが(今思えば残念なことをした!)

当日「あ、この人かな」と思ったのですがさすがに声はかけられず、

先ほどご本人のブログで初コミュニケーションが無事に取れまして

やはりそのご本人だったと判明。次回こそ声をおかけできそうです。


よろしければぜひどうぞ

      ↓

日本一小さい?かもしれない造り酒屋の9代目奮闘日記

http://ameblo.jp/honkin-380otome/


胡蝶1


微弱ながら芳香(吟醸香ではない)あり。

当たらず障らず、ボディはあるが水のような純米酒。

独特の柔らかい酸味は、お向かいの横笛さんと似た印象あり。

旨味もあるしバランスのよい良酒と思う。

強いて苦言を申し上げると、特徴がないのでインパクトに欠ける。




胡蝶2



その息子さんに読まれてしまうかも知れないという(笑)

ちょっとした緊張感に包まれて書いております。


番外編になりますが、訪問時に社長さん自ら振舞って下さった

あるお酒がありまして、これがまた素晴らしかったので書きとめます。

お猪口に一杯しか飲んでないので不確かなところはお許しを。


大吟醸の原酒、たしか美山錦で39%でした。

力のあるお酒です。吟醸香からしてヤワじゃない主張があります。

味も乗ってて「あ、こりゃ旨い」と思わず口にするお客さん続出。

他の蔵元さんと明らかに違う、ボリュームあるコクと感じました。

温度が温くなるより冷えている時が絶品でした。


よい意味で今までの本金さんのイメージを覆すようなお酒でした。

高級酒を出したりメジャーになることが必ずしもよいとは思いませんが

静かに、しかし確実に本金さんが動き始めている印象を受けました。


応援しています!