子供達よ | 幸福論~全ての才能はオルタナティヴへ向かう~

幸福論~全ての才能はオルタナティヴへ向かう~

電車好き 本好き お酒好きな愉快な音楽家の楽しい反骨精神

子供が好きだ。
いややコレは別に「ヤダーちっちゃい子かーわーいーいー」だとか「小さい娘ハァハァ」とかいう類いのものではない。
あえて言うなら「あぁ小さき生命よ。。。」といった感じなのである。
で、ここ何年かすっかり子供が主人公のマンガを読んでいる。

幸福論~全ての才能はオルタナティヴへ向かう~-バカ姉弟

まずはコレ「バカ姉弟」。もはやバイブル。
なんかね、悩んだり迷ったりした時にコレを開くと、何かしら答えが出るのよ。
そういう意味ではホントに聖書みたいなものだ。
両親と離れて暮らす二人の姉弟は子供だけで暮らすが故大人とは全く違う純粋な判断をする。
その暮らしぶりに二人を取り巻く町の大人達は時に心配し、時に溺愛し、時に叱る。
姉弟の持つ仏のようなオーラは年配の人々を引きつけてやまず、巣鴨を舞台に大人と子供のコミューンは微笑ましく交差して、いびつに混じり合う。
そこに奇麗事では無い、等身大の愛情を感じるのです。

幸福論~全ての才能はオルタナティヴへ向かう~-よつばと!

んでコレも面白い。「よつばと!」。子供はいつも全力!
すべての事が初めてで、すべてに驚いて、すべてが難しい。そうそう、「いつでも今日がいちばん楽しい日。」良い言葉だなぁ。
突然の夕立に長靴を履いて、傘を差さずに外へ飛び出すよつば。あはは。あの頃の僕たちも、楽しかったはずだね。
いつからだろうね?雨が降ったら憂鬱だって思い始めたのは。
僕達が忘れてる一番大切な事が、この本達の中には詰まってると思う。


人間は時間の長さを、それまでに生きてきた時間を尺度に計るって聞いた事が有る。
だから30歳の俺にとっての24時間は、10歳の子にとっての24時間のわずか3分の1に過ぎない訳だ。
なんて素晴らしいんだろう。本当に羨ましい。
そういった意味では、人生の折り返し地点は20歳くらいなのかもしれないね。

限られた時間、少しでも楽しく、正直に、いろんな事へ興味を抱いて生きよう。
子供ってこんな事が当たり前な生き物。思い出そう!遥か昔の、冒険の日々。