少し前、名古屋のローカル番組にジャニーズの風間俊介さんがゲスト出演していて、「名古屋に来た時にはいつもお土産に、大口屋さんのアンプサンキラを買って帰る。すごくおいしい!」と言ってらっしゃいました。
 
??アンプサンキラ??なにか得体の知れない、でもそそられる名前。さっそく調べてみると、江南市にある和菓子屋「大口屋」さんの麩(ふ、お吸い物に入っている“ふ”の乾燥前の餅状のもの)まんじゅう、餡麩三喜羅でした。偶然にも私が鍼の研修会で降りる一宮駅にも店舗があるとのこと。もうこれは運命以外のなにものでもない!さっそく買わせていただきました。
 
麩まんじゅうは今までも何度か食べたことがありますから、いったいどこがそんなに違うのか?興味深々でいただきました。
 
おぉ、香りがぜんぜん違います。ほおばった瞬間に鼻に抜ける何か懐かしい香り。原料の小麦の香りでしょうか?好き嫌いがあるかも知れませんが、本来の麩はこういうものなのでしょう。今まで食べた麩まんじゅうにはありませんでした。
 
そして、麩の食感。ふんわりとして噛むとしぼんていくようなやさしい食感。今まで食べた麩まんじゅうはモチッとしてパンチのある感じ(これはこれで餅好きの私にはうれしいのです)ですが、大口屋さんのは上品な仕上がりです。確かに違う!
 
お土産にして喜ばれるのがよくわかります。名古屋駅のキオスクにも売っているようですので、一度めしあがってください。
餡麩三喜羅