■「米余り」
米の国内需要が急速に落ち込んでいるようです。
「人口減少」や「食生活の変化」(パン食増加など)
で下落傾向ではありましたが、
新型コロナウイルス感染拡大が追い打ちをかけました。
農林水産省が示した2021年産/主食用米
適正生産量見込みは693万トンと、
700万トンを割り込み。
供給が需要を上回る「米余り」は深刻化。
米価の下落が止まりません。
■「現在の米事情」
●お米農家→
収穫したばかりの新米の価格が安くなっている。
米作り経費は、毎年同じ額がかかる。
利益が削られる。
●卸業者→
去年の米がまだ倉庫に残り入らない。
●農水省発表→
昨年7月~今年6月米需要は
713万トン(前年比22万トン減)
近年の米需要は年10万トンのペースで減ってます。
今回の落ち込みはその2倍以上になります。
●背景→
新型コロナの影響。
訪日外国人観光客需要がほぼ消滅(約1.5万トン減)
営業自粛(外食チェーン)に伴う外食需要が
落ち込んだこと(約8.6万トン減)が大きい。
●各家庭事情→
コロナによる「巣ごもり需要」で家庭向け
米需要は7.7万トン増加。
(全体の落ち込みをカバーしきれていない)
●新潟県農業団体取組み→
主食用の水田を米粉用米などへ転換するよう促す
「田んぼ一枚転換運動」の呼びかけ開始。
●新潟県として→
米の需要の落ち込みは想定を倍以上も上回っている。
●全国農業協同組合中央会(JA全中)→
今年収穫主食用米のうち20万トンの販売を
翌年以降に遅らせ、価格下落を抑える
方針を示しました。