「アルペン」/水野泰三社長の決断(中) | 岸たけし

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■「アルペン/泥棒に入られる」

オープン2年目、泥棒に入られ300万円分の

商品を盗まれた「アルペン」水野泰三社長。

水野社長は決断し、超破格値で販売。

大成功を収めますが....周囲の小売店が反発し、

商品入荷が出来ない状態に追い込まれます。

....ここで、水野社長は、次の決断をします。

 

■「韓国メーカー/オーダー2万着」

水野社長は、商品が入荷出来ないのであれば、

商品から製造すればいい!

その思いのもと、韓国へ。

しかし、韓国メーカーは、少量での発注を断り、

「最低、2万着しか受け付けない!」....。

ここで日本へ帰っても、入荷すら出来ない。

水野社長は決断します。

「オーダー、2万着!!!」

 

■「2万着売る場所は....」

オリジナルブランドを築いた「アルペン」

....しかし、在庫をどうするか?

ここで悩みます。

お店1店舗では、売りさばけない。

何年も在庫を抱えては、時代に遅れ、

廃棄するしかない。

....ここで、水野社長は閃きます。

 

「賃料が安い場所」

「冬、空いている場所」

「皆んなが、知っている場所」

「2万着、置ける場所」

 

■「水野泰三社長決断/大阪球場」

「アルペン」水野泰三社長は、

勝負に出ます。

野球シーズン終了した「大阪球場」にて、

「アルペン」の商品を販売するのです。

細かい説明はいらない。

みんな、大阪球場を知っているから!

説明は、一つだけ「安売り!」

 

....あっという間に、

商品は売り切れたのです。

...つづく...

(参考/週刊ニュースリーダー)