いよいよ9回裏、いきなりライトに2ベースを打たれ、続く打者もライト前、盗塁をされて、

あっという間にノーアウト2、3塁。続く打者を四球にしてしまい、満塁のピンチを招く!

 

守備体制は1塁と3塁はホームゲッツー狙い、セカンドとショートは1点覚悟で2塁でのゲッツーを狙うシフト。

続くバッターは、強いショートゴロとなった!絶好のゲッツーのチャンスだら、セカンドからファーストへの

送球がハーフバウンドに近いワンバウンドとなり、ファーストが捕球できず、セカンドランナーまで

ホームインし、4-4の同点とされ、なおも1アウト1塁のピンチが続く。

 

次の打者はバントで走者を2塁に送り、ツーアウト2塁。この走者を帰されればサヨナラ負けだ。

 

次の打者の打球はピッチャーの頭上を抜きセンター前へ!相手側の歓声が響く!!

2塁ランナーは3塁を回る!センターの宮崎君が突っ込み、バックホーム!!

本塁アウト!!!

 

こちらの歓声が響き、相手側のため息が交差した。

試合は10回からタイブレークとなり、ノーアウト2、3塁の状態からスタートする。

 

10回表、送りバントに失敗し、さらに6-4-3のゲッツーに打ち取られ0点、、、

非常に厳しい状態に置かれた。

 

10回裏、広尾高は確実にバントでワンアウト2、3塁とする。

ここで、ベンチからターが伝令として送られる。身振り手振りで内野陣に声をかけて落ち着かせる。

1点取られればサヨナラ負けの場面、ベンチは次の打者を申告敬遠にし、満塁策をとった。

 

次の打者の打球は三塁方向に大きなバウンドとなり、島田君がジャンプしてキャッチ、素早く

ホームをフォースアウトにし、キャッチャーは一塁へ送球!送球が打者走者に当たりそうになる!

一塁もアウト!!!

9回裏に続いて、10回裏もサヨナラ負けのピンチを乗り切った!!!

 

11回表、今度は島田君がきっちりバントで送り、ワンアウト2、3塁とする。

ここで、ピッチャーの3塁へ牽制球を投げた時、三塁手とランナーが交錯して捕球できず、

三塁ランナーがホームイン!

さらに、大味君が体制を崩されながらもライト前へヒットを放ち、2点目を取る!

 

さらに、宮崎君の右中間2塁打でツーアウト2、3塁とし、林君の左中間スリーベースヒットで

さらに2点を追加し、8-4として11回裏の攻撃を終えた!

 

11回裏に1点は失ったものの、2度のサヨナラ負けのピンチを凌いで、見事勝利を掴んだ!!!

 

試合後、応援に来た保護者やクラスメイト達が、球場から出てくる野球部のベンチ入りメンバーは

もちろん、応援に回った部員も学年も関係なく、全員を拍手やハイタッチで祝福し、健闘を称えた。

みんなが勝利の余韻に浸り、とても思い出に残る瞬間だった。