Mリーグファイナル、残り4試合で、初戦BEAST中田さんが見事なトップ。素晴らしい試合だった。

 そして第2試合、3チーム崩壊で風林火山が優勝を決定づけるトップ。

 

 勝叉さんの手組が老練なのもあるし、所作に隙がない。そう、所作に隙がないから聴牌の気配も見せない。

 あんなドラ3枚目の南をツモって1ピン単騎になった瞬間に、東城さんがその1ピンを引いてきてしまう。

 これはもう、神様が風林火山を認めた証拠なんだろう。

 東城さんは、2位でダメだったのかな。自分がトップ取ってやろうとやりすぎて失敗する典型的な結果になってしまった。

 あの1ピンを止めるようでは麻雀下手だと仲林さんあたりに批判されそうだが、そして結果論になってしまうが、結果的にその時の方針が、全てを終わらせてしまったのだろう。

 勝負あり。

 

 第1試合で中田さんにトップを取られ、優勝がなくなった格闘倶楽部と雷電、第2試合はもはや個人戦。

 結局、3チームがバラバラだったから、風林火山のやりたい放題。

 少し前に、独走BEASTを抑えようと、勝叉さんが2位でもいいから大介さんを4位に押さえつけた。

 昨年のファイナルでも、フェニックスを押さえつけようと3チームが結託した。

 そんな呉越同舟が、今の格闘倶楽部や雷電の選手にはできない。優勝できない理由だろう。

 

 唯一、萩原さんが4萬を捨てて「他のチームに任せる」老練な一手を魅せた。あの選択は、第2試合の選手では、無理だろう。目標がバラバラだったから。

 

 自分が2位でも明日の選手がトップ取れる、と信じられるかどうか。

 サッカー日本代表で言えば、三苫選手が欠場でも勝ち進めると選手たちが信じていけるか、みたいな感じだろう。

 その、信頼感の差が,この結果を生み出した気がする。

 

 最終日は消化試合になってしまったが、これが普通なのだろう。

 昨年のファイナルが奇跡だっただけで、条件戦に集中できる選手だったのだから。

 

 風林火山は優勝に値するチームだった。