震災を経験して嫌いになった言葉 | 福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと

震災を経験して嫌いになった言葉

東日本大震災から7年以上たちましたが

今でも聞くと(見ると)心がザワつく単語があります。

 

1.真実

 

2.正しさ

 

3.説得

 

1.真実ってなんでしょう?

真実よりも大切なのは受けとめることではないでしょうか。

 

2.正しさってなんでしょう?

学生時代のテストには正しさを求められるかもしれませんが。人間としてあるべき姿?犯罪は悪いこと? けれど戦争規模になれば殺人さえも「正しく」なる。

 

3.説得ってどういうこと?

自分の正しさを説き得ることですか?

 

あの事故があって以来

「避難する」「避難しない」のやりとりの中、

私自身の「正しさ」を信じるがゆえに「説得」し、

大切な友情をいくつもなくしました。

 

元々好きではない言葉ですし

そもそも「説得される」という

行為そのものがニガテでしたが

以来大嫌いになりました。

 

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久しぶりに嫌な言葉をある投稿から見つけて、

古傷がうずきました。