先生、打ち上げしましょうよ! | 福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと

先生、打ち上げしましょうよ!

昨日は、郡山市内にある
T町の社協が運営する施設で
自分史講座の日でした。


昨年夏からお付き合いを続けている
受講生のみなさんと、
午前中のひとときを過ごしました。


この講座は、
(財)公益法人協会さまによる
草の根基金の助成を受けて、
開催しています。




助成をいただくにあたっては
私自身がNPO法人などに
所属していなかったため


ある中間支援団体の推薦をいただき、
かつ評議員の審議をへて
という過程がありました。


助成金受諾の決定をいただいてから
実際に自分史講座を開催するまでも
紆余曲折がありました。



  今、ふるさとに
  住めない方のために講座を開きたい


という思いがあったので、


関係町村のお知り合いや社協、
支援団体につてを求めました。


具体的にはI村、O町、N町、M町
F町のみなさまにです。


ある団体からは
「いい取り組みですね」という評価をいただき
町のみなさんにつなげてもらいました。

けれど、町のみなさんには
「自分史って難しそう」と思われて
受け入れていただけませんでした。


また、ある団体からは
「自分史、いいと思う。ただ、
今はつなげる体力が自団体にない」
と言われました。


ある団体からは
「まだ、自分史を書く
段階ではないと思う。紹介できない」
とお断りされました。




ほかにもいろいろな経緯があって
私は何度も、何度も、心折れそうになりました。


そんな中
「自分史の講座もあっていいよね」
「会場をお貸ししましょう」
と言ってくださったのが、

BPふくしまに避難されている頃から
お付き合いがあった

今、自分史講座を開いている
T町社協の方々です。


いざ、講座を開く段階になっても
その内容をどうするか。


ことに初回は、
社協の当時のご担当の職員の方と
何度もお打ち合わせにお付き合い頂きました。


復興を支えるための、
大切な仕事が山積している中
お付き合いしていただいたことは、
今さらながらありがたかったと思っています。

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そのような経緯があっての昨日は

  今まで書きためてきた「自分史」を
  3月までに小冊子にまとめましょう!

という話し合いでした。


2時間自分史を書く作業をしていただいたあと
3月までのスケジュールのすりあわせ。
いつもなら、ここで終わりのはずでした。

      ・・・・が!

 「先生、打ち上げしましょうよ!」

という提案を、
受講生のお一人からいただいたのです。

とても、思いがけない提案でした。

 「それいいね!」
とすぐに意見がまとまり
さっそく打ち上げするお店に
アポをとったのですが・・・


受講生のみなさんの気持ちもさることながら
ここまでの運営を続けてきてくださった
いろいろな方の顔が浮かび、私は感無量でした。

 
私は、今回、福島県郡山市で、
自分史活用アドバイザー認定講座を開きます。

もっといえば、一緒に、
福島県に自分史を広める
『仲間』を作りたいのです。


自分史に興味ある方がいらしたら
ぜひ、クリックされてください。

一緒に活動していきましょう。
どうぞ、よろしくお願いいたします。