TOMORROW|明日へ ~10/9放送 語り継ぐ旅 ~ を見て 4
「福島県と原発事故のことを本にしたい。
武田くん、書いてくれないか」
社長の言葉に唖然としたものの、
私だって福島県のことが大好きです。
それに震災直後、自分が何もできなかったことを悔やんでいます。
自分の弱さを悔やんでいます。
書くことで、お役に立てるなら
求められているならやりましょう!
そんな気持ちで取材に出ました。
毎日新聞をながめ、新しいことがあると
県庁に電話。取材のアポを取りました。
その一方で、放射線に関する本を読みあさりました。
理系に疎い私には、一般書すら難解でしたが。
取材が進まない。
苦しい心を抑えながら書いた4万文字の文章。
まるで教科書のようでおもしろくなかった。
もがいているうちに専門家の著作が、次々と販売されたのもこのころです。
一度書き上げた4万文字を、出版社の編集会議で
「まぁ、様子を見ましょう」という結果になった。
それを聞いたときに言いました。
「私、インタビュー集を書きます。書きたいんです」と。
(つづく)
福島の今と未来を綴る
福興ライター
武田くん、書いてくれないか」
社長の言葉に唖然としたものの、
私だって福島県のことが大好きです。
それに震災直後、自分が何もできなかったことを悔やんでいます。
自分の弱さを悔やんでいます。
書くことで、お役に立てるなら
求められているならやりましょう!
そんな気持ちで取材に出ました。
毎日新聞をながめ、新しいことがあると
県庁に電話。取材のアポを取りました。
その一方で、放射線に関する本を読みあさりました。
理系に疎い私には、一般書すら難解でしたが。
取材が進まない。
苦しい心を抑えながら書いた4万文字の文章。
まるで教科書のようでおもしろくなかった。
もがいているうちに専門家の著作が、次々と販売されたのもこのころです。
一度書き上げた4万文字を、出版社の編集会議で
「まぁ、様子を見ましょう」という結果になった。
それを聞いたときに言いました。
「私、インタビュー集を書きます。書きたいんです」と。
(つづく)
福島の今と未来を綴る
福興ライター