TOMORROW|明日へ ~10/9放送 語り継ぐ旅 ~ を見て 1
NHKBS放送で放映されている
東北地方の復興番組
『TOMORROW|明日へ』
に知人が登場すると聞き、番組を見ました。
30分の放送の中で出てきたのは、
宮城県気仙沼市と福島県南相馬市。
気仙沼市では、
津波に打ち上げられて陸に上がった漁船をめぐり
「震災のシンボルとして、残すか否か」を
住民たちが話し合う場面を取り上げていました。
漁船があることで、気仙沼市を訪れる人たちは
津波の恐ろしさと、津波が起きた時への備えを学べる。
一方、地元の人たちは、漁船を見る度に
つらかった震災を思い出す。
投票の結果、漁船の撤去が決まったそうです。
そのシーンを見たときに、思い出したのが
同じく宮城県南三陸町にある建物。
津波による影響で、鉄骨だけになった建物を
震災のシンボルとして残すか否かを議論した結果
今年の11月に取り壊すことが決まったという話。
先日いわき市で開かれた
スタディツアーの研修会で、南三陸町からいらした
講師の方から教えていただきました。
気仙沼市、南三陸町
どの都市でも共通していたのが
「被災者の気持ちを第一に考える」ということでした。
変わって、南相馬市で取り上げられたのは
被災地ツアーのガイドをつとめる女性の話。
震災による原発事故で、避難を余儀なくされ
今も家族がばらばらに暮らしているという女性は
心労のために、一時期入院生活を送っていたそうです。
その彼女がなぜ、ツアーガイドをやるのか。
「自分の体験を、人に話すことで
自分の気持ちを整理することができる」と。
ああ、私も似た思いがあるな。
そう感じたのです。
それは・・・
(つづく)
福島県の今と未来を綴る
福興ライター
東北地方の復興番組
『TOMORROW|明日へ』
に知人が登場すると聞き、番組を見ました。
30分の放送の中で出てきたのは、
宮城県気仙沼市と福島県南相馬市。
気仙沼市では、
津波に打ち上げられて陸に上がった漁船をめぐり
「震災のシンボルとして、残すか否か」を
住民たちが話し合う場面を取り上げていました。
漁船があることで、気仙沼市を訪れる人たちは
津波の恐ろしさと、津波が起きた時への備えを学べる。
一方、地元の人たちは、漁船を見る度に
つらかった震災を思い出す。
投票の結果、漁船の撤去が決まったそうです。
そのシーンを見たときに、思い出したのが
同じく宮城県南三陸町にある建物。
津波による影響で、鉄骨だけになった建物を
震災のシンボルとして残すか否かを議論した結果
今年の11月に取り壊すことが決まったという話。
先日いわき市で開かれた
スタディツアーの研修会で、南三陸町からいらした
講師の方から教えていただきました。
気仙沼市、南三陸町
どの都市でも共通していたのが
「被災者の気持ちを第一に考える」ということでした。
変わって、南相馬市で取り上げられたのは
被災地ツアーのガイドをつとめる女性の話。
震災による原発事故で、避難を余儀なくされ
今も家族がばらばらに暮らしているという女性は
心労のために、一時期入院生活を送っていたそうです。
その彼女がなぜ、ツアーガイドをやるのか。
「自分の体験を、人に話すことで
自分の気持ちを整理することができる」と。
ああ、私も似た思いがあるな。
そう感じたのです。
それは・・・
(つづく)
福島県の今と未来を綴る
福興ライター