【More Than Words(2023)】好き、というより、愛おしい。 | みそのブログ

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萌えどころを共有するブログ。諸事情により8割方痛いブログとなっていますが後進のために残してます。限定取扱注意でお願いします。たまに突然創作。植物昆虫の生き様を愛してます。トプ画はSOURIのお隣にある、みそはっぴぃの奇跡の一枚。





⤴️これはマストバイかな!!




気がついたら12月30日に....!

もう2023年が終わろうとしていますね。

みそは友人家族と群馬県高崎市に旅行に行ってきました。1泊目はスノボを楽しみ、2泊目は高崎周辺の観光を楽しんできました。


【観音様のお膝元にいた凄腕営業マンの話】


こちらが紅葉の気配が残る、高崎白衣観音。

中の回廊は登りま....せんでした😅前日のスノボで身体中に謎の痛みが...!!


しかしこちらの観音山にはまだまだ観光スポットが散在しています。


引用元


ひとまず吊り橋まで足を運んでみる事に。


しばらく行くと文字通り昭和で時が止まったかのような、昔懐かしい感じのお土産屋さんが並んでいました。廃墟も散在していて、うわぁ〜なんだろこのジブリ感✨今にも湯婆婆が出てきそうな!



ちょっと覗いてみると、びっしりと並べられた土産物の奥には座敷があり、炬燵に蜜柑、食べかけの駄菓子も。そこに差し込む暖かな日差しに目を細めていると店の老夫婦が「いらっしゃい〜」と声をかけてくれました。


で、実はそのお店!


超凄腕の名物営業マンがいたんですよ。

そのあまりにも愛くるしい彼に、みそ達は一目で引き込まれてしまいました😍



サムネイル
 

さぁ、君はこの写真のどこかに顔出ししてくれている彼を見つける事はできるかな?!




彼はとても綺麗な大きな黒い瞳を、パチパチさせながら「いらっしゃい〜🥱カタカタっ」と眠そうに挨拶してくれました。


「よくきたねぇ🥱カタカタっ。僕のおすすめはぁ、霊験あらたかなこのパワーストーンに、あとこのダルマだよ。ダルマは片目に願いをこめてね。ストーンは水晶を鳴らすからその間に願い事を唱えてね。ち〜ん🎵」



「んで、もしお願い事が叶ったらまたおいでね。カタカタっ🥱待ってるよ〜カタカタっ🥱」


と、クルクルっと器用に首を回す彼に、こりゃ買うしかない奴でした。




さて、あっという間に....




Brightは無事26歳になり、ファンには"推しとラーメンを食す"という、至福をプレゼント🎁。そして昨日Kristと日本に旅立ちましたね。クリスマスはBWのSNSがめっちゃ静かでちょっとニヤ、あいやニコニコしちゃったみそがいます。とにかくゆっくりしてくれていたらいいな🤗




そしてJapanナウ!


この年末年始、タイから続々と来日していますね🇹🇭🇯🇵凄いな。みそは今日はこれから渋谷にいく予定なんですが、誰かすれ違わないかなぁ🎵


Pondくんも。


Upくんも。


Firstくんも。


Naniくんも。




mama同行中。よく出来た息子やぁ😭


豊洲PITの皆様!楽しんでくださいね🌸

(タイ×ぴあ)




で、やっと本題。最近観たスマッシュヒット✨Amazon Originalのこちらがめちゃくちゃ良かったから書き記す。主人公の美枝子は、あの紗枝ちゃんが更にバージョンアップ⤴️した感じの、役柄。



【More Than Words...好き、よりも愛おしい】


本編リンク





藤野涼子×青木柚×中川大輔。その他にも実力派が脇を固めてクオリティ高い!Exit兼近さん、デビュー作。監督はYOASOBIのハルジオン原作の橋爪駿輝。







(引用元)


もうね、ところどころ、耐えきれなくてうわぁ...なんでぇ....って自然に声が出てしまいました。


【⚠️ネタバレ5割なあらすじ】


父親が出て行ってしまい、シングルマザーの家庭に育った高校生の美枝子。付き合っていた彼に乱暴され男性不振に陥っていた。



そんな美枝子は、何故かクラスメイト槙雄と意気投合する。性別を感じさせず、どこか俯瞰的でそれでいて暖かい槙雄といると、あるがままの自分で許されるようなそんな安心感を覚えるのだった。


2人は一緒にある町の居酒屋でアルバイトを始める事に。そこにいた穏やかで優しい雰囲気の大学生・永嗣。次第に3人は打ち解けかけがえのない存在になっていく。


ひとりでも、ふたりでもない、丁度いい三人の関係はしかし永嗣が槙雄への想いを打ち合けると次第にその形を変えていく....。





それは燃え滓なのか、それとも熾火なのか】


槙雄が永嗣の気持ちを受け入れ、2人が付き合うようになった時。美枝子は思います。


『寂しくないことはないけど、それだけやない。

欲しかったもんをみつけたような気持ちになるのは、なんでなんやろ....』


しかし理解があるように見えた、永嗣の父から槙雄との仲を反対され、袋小路に迷い込む3人。


純粋な2人の恋が永遠であれ、そのためならなんだってする、と強く願う美枝子。


一方で永嗣は染め物の工場で働き始めますが、やはり父親の会社を継ぐ事にします。


その時に言うんですよね....。


「やりたい事探してたんじゃないの...?」


「いや、俺は周りの人に恵まれているからこれ以上望んだら、バランスが崩れそうで....


がむしゃらで純粋だった青春時代が過ぎて、なんとなく守りに入っていくんですよ。気がついたら美枝子も永嗣も槙雄も少しずつ変わっていきます。そして時間が解決してくれるかもって思っていた事が、そもそもそう言う事じゃなかった。



時間は何かしら"解決"はするが、"ふんわりと思っただけ"のそれは、大抵叶わない、という事実。結ばれておしまい、ではなくそこから始まる物語。


そして手のひらに残るものって、'好き"とはどこか違う"愛おしい"という気持ち、なんだよなぁ。


ああ、切ない。とんでもなく。


ああ、人生ってなんて切ない。




槙雄に、もう少しだけ自分の人生を切り開く強さがあったら、また違ったのかなと思うけど、彼はどんな生い立ちなんだろうか。作中にはあまり描かれてなかったけど、槙雄のどこかふわふわとした、" .5 "的な生き方は、なんともあまりにも頼りなくて。



そこが気になったので⭐️4、にしとく。