さて。SNSから少し離れて、読書時間増加中のみそです。
正直今これ視聴中の人、ほとんどいないと思いまーす。見放題作品じゃないしね。でも拡散したいのよ!
ということで、例によってニーズを考えず『自分が何度でも見返したくなる』の基本に従って書き散らしたいと思います。本当すみませんっ。
全体的にノルウェーの原作に則って暗いトーンでまとめてますが、ストーリーは明快でテンポよく、わかりにくい比喩もなく、とても見やすいです。
⚠️ネタバレ7割ありです⚠️
(場合によってはアメ限するかもです〜)
【Eyewitness 目撃者 EP2まで】
(前記事と合わせてご覧ください)
事件は3人の男があるひとりの男Xを縛りあげ、トランクに押し込み、山小屋へ連れ込むところから始まります。
3人の男のうちのひとり、クリスは隙をついて警察らしき相手に「今からある男が殺されようとしている!」と密告します。しかしそれ以上告げることができず、山小屋へ。トランクの男Xに「俺がお前を助けるから」とこっそり耳打ちして縄を解くクリス。
実はクリスは麻薬組織ビスコビィの調査をするために、下っ端のグループに混ざりFBIに情報を流していたのでした。しかし彼は直前で「打つな!俺はFBIに協力している!」と叫んだにもかかわらず、何故か助け出したはずの男Xに撃たれてしまいます。
一方、殺害現場にでくわしてしまった秘密の逢瀬中だったフィリップとルーカスはひっそりと逃げ帰ります。
次の日。フィリップの里親で保安官のヘレンは、事件の捜査に現場を訪れます。ヘレンから事件のことを聞くフィリップ。
2人が逃走時。現場にいたのは4人。そのうち3人は銃殺され、ルーカスがフィリップを守るために、殴り倒した男が1人。合計4人が現場で倒れていましたが、死んでいたのは3人だったと聞き、呆然とするフィリップ。残る1人はどこへ?
自問するフィリップは学校でルーカスに話しかけますが、絶対に周囲に2人の関係を知られたくないルーカスはパニックになり殴り付けてしまいます。ショックを隠せないフィリップ。
勤務以来初めての殺人事件に気合いのはいるヘレン。そこに現れるFBI捜査官のカミラ。クリスは実はカミラの姉シーターの夫でした。FBIは巨大薬物組織を一網打尽にするために暗躍していたのでした。
一方、それを知らないヘレンは地道に犯人の手がかりを探します。トランクから発見された髪の毛の持ち主・少女ベラを探すヘレンはベラを訪れた先で爆破事件に巻き込まれます。爆弾を仕掛けたのはシーターでした。
すれ違う、地元警察とFBIの思惑。複雑に絡み合う伏線。
そんな中フィリップが軽い気持ちで貸した皮のジャケットを着た友達のトミーが突然亡くなります。死因は"薬物過剰摂取"といいますが実は...。
"目撃者"を探しているのはXか、それとも。Xの驚くべき正体は。
と、事件のあらすじはここまでにして(オィ)2人の話!
【ルーカスとフィリップ】
フィリップは学校で殴られた後も、ルーカスの元を訪れます。寝ているルーカスにキスするフィリップ。
L「....なんだ」
P「また殴るつもり?」
L「みんなの前で話すからだ...」
激しく口付ける2人。一瞬で火がつくルーカス...息遣いがリアルです。
P「俺を見たあの男は裸足だった。死体の写真をみたら裸足の男がいたから僕らをみた男は死んだ...もう心配ない、大丈夫だ...」
しかしそれを聞いて、パッとフィリップから離れてルーカスは叫びます。
L「....駄目だ、待ってくれ、信じられないよ」
あまりの焦りっぷりに呆れるフィリップ。
P「君はもう僕に夢中なんだ、認めろよ....誰も知らないのに、誰が気にするんだ」
L「俺が気にする!俺はっ、そんな男になりたくない。父さんだってローズ(ルーカスの彼女)だって望まない!」
(そんな男って...!)
P「おまえばっかり偉そうに...金持ちの甘ったれだな」
L「母親が薬漬けならえらいのかよ!」
母親のことを言われて顔色が変わるフィリップ。すぐに焦ったようにフィリップを抱き寄せるルーカス。
L「わ、悪かったよ...でもおまえこそ...」
またフィリップに甘えるルーカス。フィリップを押し倒して跨ると慌しくキスをし、肌を弄りベルトに手をかけて脱がせようとします...。
L「なぁ...今夜は父さんはポキプシーなんだ...」
しかし複雑な気持ちを隠せないフィリップ。行為の直前でルーカスを止めます。
P「駄目だ、やめろってば!君の言いなりにはならない。そういうのはローズにしろよ。僕との事を隠すために殴っておいてイチャイチャするなんて、冗談じゃない。どっちか選べよ!」
L「何を選ぶんだ」
P「....もういい!」
とにかく、かように最低な行為を繰り返すルーカスなんですが、ルーカス憎めないんだよなぁ。
彼女のローズは何度もルーカスを誘いにますが、なんとかしてそういう雰囲気から逃げ続けるルーカス。
フィリップとだと吸い寄せられるようにキスしちゃうのにね。
P「なんでキスしたの...?」
振り回されるフィリップ。



でもね、ちゃんとフィリップの自転車を直してたり、フィリップの連絡にすぐ飛んでいく様子からも結局のところ確かにフィリップに夢中なんだよなぁって感じが伝わってきます。2人で廃車を叩いたり、バイク二人乗りで遊ぶシーン。凄く楽しそうだし。どうしてもフィリップに惹かれてしまう自分が嫌で、冷たくしてみても、いざフィリップが行っちゃうと追い縋るように見つめちゃう。
すぐ眉毛がハの字になって、途方に暮れた幼児みたいな顔になっちゃうルーカス。
いや可哀想なのはフィリップなんだけどさっ。
フィリップはそんなルーカスを安心させてあげたいし、寄り添ってあげて、例えどんな関係でも、どんな扱いでもいいからただ一緒にいたいって頑張ってる。でもやっぱり傷ついちゃう。
恋愛してるんだよね....はぁ....
事件はまだまだ謎ばかりだけど、いやはや面白い!
あ、ちなみに、この話の主人公は保安官のヘレンです。(今更ながら!)
正義感の強い女性保安官です。子どもはいませんが愛する夫・ケイブと仲良く暮らしています。いつも「良い里親になるためには」というラジオで勉強しています。偉い!
トレーラーこちら👇