近所の保育園で行われた『お父さんと一緒に遊ぼう』的なイベントに参加してしました。




はじめはあんまり乗り気ではなかったのですが「お父さん限定って珍しいイベントだし、ずーちゃんも喜ぶと思うし参加してみたらどう?」という奥さんの勧めもあって参加するこにしました。




奥さんは地域のイベントや習いごと、お母さん同士の交流などには積極的ですが、いかんせん僕はどちらかといえばコミ障体質の人間なので仕事以外で人と関わることはあんまりしません。



ただ、行ってよかったって思える収穫は行かなければ得られない収穫なので、それを探しにいきたい!という好奇心は少しありました。



そもそも行ってよかったかどうかも行かないことには判断できないわけで、あれこれ想像せずにとりあえず参加してみるべきなのかな、と。

 



ずーがいなかったら体験すらできなかったイベントって考えると、途端にワクワクしてきました。←単純






園内にある遊戯室という広い部屋に集まったのは、幅広い年代のお父さんと1歳半〜3歳ぐらいまでの子どもが8組ほどで、みんな慣れない様子です。



ふだん、こういう集まりをするのはお母さん同士が多いのでぎこちない感じになるのはまぁムリもない話。


ベテランと思しき女性の保育士さんがスムーズに進行をし、たいそうのお兄ちゃん的な若いイケメン保育士さんがサポート役に回ってぎすぎすした場を和ませてくれます。





音楽に合わせて踊ったり、歌を歌ったり、遊具で運動したり、親子リレーをしたり。イベントは子どもだけではなくお父さんもしっかりと楽しめるような内容でした。



「ハーイ!せっかくぅ、お父さん同士集まったのでぇ、子育ての話をしたりぃ、奥さんの愚痴をいったりしてぇ、交流の場にしてくださいねー♪」と、まるで園児に話かけるかのような抑揚をつけた口調で、ベテラン保育士さんは元気よくそういいました。



僕的には、そういった「イベント以外でのやり取り」が得意じゃないから参加にためらってしまうわけで、こう自分からズカズカと話かけには行けないんですよね……。



話かけられる分には問題ないのですが、おそらく他のお父さんは僕よりも年下で控えめな感じだったので、交流するまでに至りません。







はてさて。


イベントも終盤に差しかかったころ、部屋の端の方に座ってずーと水を飲んで休憩をしていたら、1歳半ぐらいの男の子が突然こちらへと近づいてきました。


そしておもむろにずーの頭をなでなでし、なんだか嬉しそう。



その子のお父さんが「いやいや。アンタが頭なでなでされる方やがな!」と息子にツッコミを入れると、なぜかずーはケタケタと大笑い。それを見ていたお父さんはにっこり。つられて僕もにんまり。




子どもたちが、お父さん同士の距離をちょっとだけ縮めてくれました。






またあっら参加してみようかなー、お父さんイベント。