おそらく孫におもちゃを買ってあげる楽しみはおじいちゃん、おばあちゃん方の共通認識であることを想像します。
そして、親にとってそれは出費の手助けをしてくれる非常にありがたい行為に他なりません。
ただ、です。
これは時代錯誤のせいなのか「男の子は車が好き、女の子はママごとが好き」の概念が未だにあるみたいで、欲しいおもちゃが見つからないときや決まらないときは車やママごとセットが候補に上がってしまうようなのです。
多様性を尊重する令和の時代はとくに色眼鏡で決め込まず、子どもが好きなものを好きなように選ばせてあげるべきではないでしょうか。
欲しいおもちゃが決まらない子どもに大人がもし、なにかアドバイスをするのであれば「車もあるし電車もあるしボールもあるけど、ママごとやお人形もあるから好きなのを見て決めてね」と、幅広くいってあげたいですね。
ずーは掴まり立ちができたころぐらいから、お母さんが料理をしている姿を見て育ってきました。
カウンター越しにソファがあるので、そこに立てば対面する形でキッチンをじっくり観察することができます。
お母さんは料理が趣味なので、暇さえあればいつもキッチンでなにかを作っています。
そのうちにフライパンを持つ姿を見て、ずーは「自分も持ちたい!欲しい!」と思うようになりました。
道具一式とキッチンセットのおもちゃを買ってあげたらもう大喜び。
毎日のルーティンは、朝起きてまずはキッチンで1人遊びをするところからはじまります。
最近ではおもちゃのお弁当の容器に、おにぎりやウインナーやたまごやブロッコリーを入れて、オリジナル弁当を作って僕にどうぞ、と手渡してくれるようになりました。
昨日の朝、僕に手渡してくれたお弁当です。
これは食材を蓄える冷蔵庫が必要です。
おばあちゃんに買ってもらう誕生日プレゼントはもう決まりましたね!
ずーをメジャーリーガーにする構想を立てていましたが、もしかするとシェフの道に行くかもしれません。
まず、本人が楽しんでいることが何よりで、夢へのきっかけは多ければ多いほど可能性は広がっていきます。
自分の意思で、自分の判断で、自分の好きな道に進んでくれたらと思います。